農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【休息日】

今朝目覚めて、考える。
今日は何曜日だ?
今日の予定は何だ?

8月は、夏休みのイベントや講座を入れていたので、土日に出勤することが多かった。
ゆっくりと休む暇がなかったようで、この土日も、朝目が覚めると仕事に行かなければならないような気がして、今日が何曜日で、何をしなくてはならないのか、イチイチ確かめなければ落ち着かない。

次男のコンクールも終わり、部活はあるけれど午後からだとかで、お弁当作りもお休み。
つくづく休み慣れていない性分を恨みながらも、気が急く予定のない休日の朝。
気持ちも体もゆっくりさせてもらう。

今日の予定は、お茶のお稽古。
台風接近で、先週の木曜日のお稽古が今日に振り替えられていたので、着物に着替えて出かける。
本来なら、9月からは単衣の着物で、絽や紗の夏着物は8月で着納めだけれど、暑い暑い毎日、構わずいつもの夏のお稽古着に袖を通す。


先日の次男のコンクールで、福岡サンパレスに行った折、「鈴懸」本店まで少し歩き、お稽古に持参する目的で日持ちのするお菓子を求めていた。
今日はそのお菓子を忘れずに持っていく。

鈴懸 心葉(とろろ)

鈴懸といえば、鈴の形をした最中に自分で餡子を入れていただく最中が有名だけれど、日持ちするお菓子ということで、今回はつくね芋いりのしっとりした皮で皮むきのこしあんを包んだお饅頭、かるかんを選んだ。
上品な甘さが美味しかったし、まさにお抹茶が欲しくなるお菓子だった。
先生も社中の先輩も喜んでくれて、嬉しかった。

ちなみに今日のお稽古は、月一恒例の「花月」。
普段一緒にお稽古しない社中の先輩も加わってくださって、ご指導してくださった。


本来なら、8月の終わりは、秋冬野菜のタネまきや苗植えなんかをしているのだけれど、温暖化の影響なのか、暑さにやられて苗が育たないという現象がここ数年起きている。
なので、秋冬野菜の準備はちょっと見送り。
おかげでのんびりな休日を過ごすことができた。
本当は、あれこれとしておいた方がいいことはたくさんあるけれど、ちゃんと休んで蓄えて、実りの秋を待つことにしよう。