農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【コロナ禍での初釜】

2年ぶりの初釜でした。

土曜日の午後から、先生のご自宅にお邪魔して、お料理やお道具の準備をお手伝いさせてもらいました。
コロナ禍ということもあり、懐石料理などは省略しつつ、でもせっかくの初釜なので、お祝いの雰囲気は工夫して演出しましょうという、先生のご配慮を学んできました。

そして、今日。
席入りの1時間半前にお邪魔して、前日準備した料理の盛り付けもお手伝いさせていただきました。

席入り後は、新年のご挨拶と目標を一人ずつ述べ、初炭、お重とお雑煮でお食事をした後、主菓子、濃茶、続きお薄の流れとなりました。

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お薄は交代で、おしゃべりを楽しみながら和気あいあいと。

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普段のお稽古では、曜日が分かれていることもあり、社中の皆さんとお会いするのも本当に久しぶりです。今年は少しでもお茶事ができるようになっていたらいいなと思いますが、現状は厳しそうです。
それでも、コロナ禍の中、こうやっていろいろなことに気を遣いながら集うことができたことに、本当に感謝の気持ちが湧いてきたのでした。

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今日の着物は、いただきものの付け下げ訪問着。
控えめな絞りがなんとも上品な一枚です。
紬や小紋といった普段着の着物をいただくことはありますが、格のある着物をいただくことはとても珍しいことです。初釜で着ることができて嬉しく思いました。


今年1年、あるべきところにあるべきように、自然にお点前ができるよう心配りをしながら、お稽古に臨んでいけたらいいなと思っています。