農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【はぶてる】

昨日、夜、ブログ書いてたんだけれど、疲れて眠くなったし、なんだか頭の中もまとまらなかったし、途中でやめて寝た(笑)。
今日、少し整理された頭で昨日の続きを書きのこしてみます。
ちなみに「はぶてる」って、方言で、ぶすっとして不機嫌でいること。
そう、昨夜の私は不機嫌でした。

 

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今日の仕事の終業間際に、話の長い、そして的を得ない課長からの電話があって、確認作業が必要で、パソコンのフォルダの中を検索かけたりしてました。
もちろん、文句ぶつぶつ言いながら、でも明るく朗らかに(笑)。
その電話の前にしていた、明日の打ち合わせの資料作成の確認をして、センターを出たのが18時を過ぎていました。
18時って、だいたいいつも、買い物して家にたどり着くくらいの時間。
今日はいつもより遅くなったけれど、どうしても買い物して帰らなくちゃいけなくて、途中にあるスーパーで最低限の買い物をして、なんとか帰宅。

「ただいま」と、冷蔵庫の前にエコバックを置いて、手洗いうがい。
夕食準備の前に着替えようと部屋に入ると、旦那さんがくつろぎながら、タブレットでゲーム中。
「ただいま」の言葉の後におもわず、
「ああ、うらやましいくつろぎの姿・・・。」
と、心の声がダダ洩れてしまう。
その言葉に、旦那さん、カチンときたんだろうね。
「そんなん言わんでいいやん!」
と、イライラした様子でかえしてきたから、私も腹が立って、無言で着替えて、そのままサッサと台所へ。

ニンニクをみじん切りして、朝みじん切りしておいた玉ねぎと人参とをオリーブオイルで炒め合わせる。今日のメニューは、ミートソーススパゲティ。
ミンチを投入して無言で不機嫌に炒め合わせていると、旦那さんが様子を伺いにやってきた。
「なんか手伝うことある?」
ぶっきらぼうに「特にない」という私。

「怒ってるん?」
「そう」
「そんなん言わんでいいやんって言ったけ?」
「そう」
「だって、僕だって、帰ってきてから籾の水替えしたりしたんよ!!」

小さな子どもが競い合うみたいに「僕だって」とかいうもんだから、またまた腹が立ってくる。

だったら、毎日の私はどうなのよ!
買い物して帰ってきて、息つく間もなくご飯の用意して、食べ終わったら片づけて、洗濯物を片づけて、、、。
朝だって、誰よりも早く起きて夕食の下ごしらえまでやってる。
他にも、名もない家事に費やしている時間がどれだけあるか分からないくらいのこの私と競おうなんて100年早いワ!!


飲み込んだこの想いの代わりに、じわじわと目が潤んでくる。
旦那さんは、私との仲直りのきっかけを失って、台所を後にする。

腹をかいても仕方ない。
自分の機嫌くらい自分で取り戻さねば。
そう思うけれど、タイミングを失ってしまい、考えもまとまらない。さらには、今朝の米研ぎ当番(長男)が米研ぎと炊飯予約をさぼっていたために、朝のご飯が炊けていなくて慌てたことだとか、雨降り続きでなかなか乾かない洗濯物に四苦八苦していることだとか、溜まったアイロンのほとんどが旦那のシャツだったことだとか、そういった小さなつまらないことばかりが次から次へと涌いてきて、自分がたいそうかわいそうな存在に思えて悲しくなってきた。


ちょっとみんな、私に甘えすぎじゃない?
同居生活と、農家を営む家庭の嫁として、食べ盛りの坊ちゃんたちの母として、限られた自由の中、自分の暮らしが快適に、自分の負担が少しでもラクになるように、そしてそれが家族の幸せにつながることを信じて精いっぱい生活している。
それが当たり前のようになりすぎて、空気みたいになりすぎて、みんな意地悪しているわけではないのだけれど、悪意のない悪意というものほど人を傷つけるものはないのだよ。


言いたいことをうまく言えず、堪えるだけの昨日の私。
今朝もまだ快活な気持ちにはなれなかったけれど、こうやって書くことで少し気持ちが整理される。
外を見ると、明け方まで降っていた雨も上がり、太陽の陽射しが届き始め、気持ちもカラっとしてきたみたい。
だんだんはぶててることがばからしくなってくる(笑)。
どうせならやっぱり毎日楽しく愉快に過ごしたい。
ちょっとずつそんな気分になってきた。

さあ、明日は籾の種まきだ!
明るい未来への種まきも、一緒にやらねばね。


【「はつもの」に想う】

雨が降ったり止んだりの福岡です。

今日の「はつもの」は、、、

 


自家採種の「赤豆」ちゃんです。

この豆は、豆ごはんにもなりますし、甘く炊いて、まるで餡子のようなおやつにもなります。

今朝は、豆ごはんを炊きました。


グリンピースで作る豆ごはんと同じ要領で赤豆を炊くと、ご飯がほんのりピンクに染まって、まるでお赤飯のようです。


「はつもの」が採れた時、「はつもの」で何かを作った時、我が家では、お仏壇と家にいる神様方にお供えします。
神様仏様にお供えしたものを、いただく。
我が家の子どもたちはこの感覚を、生まれた時からずっと当たり前に備えています。
細かく説明しなくても、大人がすることを見て、なんとなく理解しているみたい。
自分の存在が、ずっと前のご先祖様から繋がっていること。
そしてこれから先も繋がっていくということ。
自分たちの存在が、その流れの一部であるということ。
お米やお野菜が、自然の恵みであり、その一部をいただいているということ。

言葉で説明すると偽善っぽくなったり、恩着せがましくなったりするけれど、こういう感覚が当たり前に溶け込んでいる生活は、大変だけれど、ありがたい、そんなふうに感じた朝でした。

【蒔いた種は必ず実る】

今日は雨降り。
しばらくは、不安定な空模様が続くようです。
それを見越して、義母が畑から収穫してきたものは、、、

 


ソラマメです。

ちょっとまだ青いかな。
早速湯がいて食べてみる。
塩が強すぎたけれど、ソラマメ自体の甘さは間違いないですよ。

このソラマメは、自家採種したもの。
さやの中に大きな粒ぞろいの豆がたくさん入っていたものを天日で乾燥させ、翌年の時期になったら発芽させて収穫する。この作業を何年も続けてきています。
これから採れる赤豆も同じです。
なぜか、この2種類だけは、自家採種(笑)。
これからの時代は、タネを残していくこと、タネを持っていることが、とても大切になってくるのではないかなと思っています。
自家採種しやすいものとそうでないもの、自家採種したタネからの発芽率なんかもあるでしょうから、簡単なものからの自家採種と発芽の技術を、体験しながら習得できたらいいなと思っています。
そう、何年もかけながらね。


赤豆、玉ねぎ、バレイショ、インゲン、などなど、これから梅雨前まで、「はつもの」が続きそうです。
その一方で、絹さや、オランダ豆、グリンピースの収穫が終わりました。
豆の杖の片づけが待っています。


そして、今朝早くから、稲の種もみを発芽させるため、水に浸ける作業を行いました。
このことは、また改めて残そうと思います。

畑仕事もそうですが、実は、センターの仕事もいそがし、いそがしっ。


 


今は7月の主催講座のチラシ作りと打ち合わせに追われています。

センター内の今の立場になって4年目になりました。
4年かけて、やっと、いろんな点だったことが繋がりつつある気がします。
点だったものが線に、そしていつか面になるように・・・。


蒔いた種は必ず実る。
そう信じて動いていきたいですね。