農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【自主避難対応中】

夜の9時。
だけど、センターにいる。

避難所開設とまではいっていないけれど、自主避難の方が来られたので、待機中。
夜間、まとまった雨の予想。
もしかしたら、線状降水帯が発生するかも、、、と、テレビでは盛んに伝えているらしい。

夕方から何度か雨雲レーダーで明日朝までの予報を確認している。
それによると、大雨を降らせる雨雲の通過が、飯塚よりずいぶんと南にずれてきているのがわかる。
福岡県よりも、熊本や鹿児島、宮崎の方が降りそうだ。
そして、北部九州といっても、長崎や佐賀のほうが、ここよりもずっと降りそう。

飯塚の災害対策本部では、大雨洪水警報が発令された時点で、高齢者等避難を発令する予定。
夜中、強い雨が降るかもしれないけれど、今は雨脚は強くないし、夜中の3時には雨はいったん止む予報。
自主避難も、今の人数から増えることはないかな。

自主避難がいるので、センターは夜間も開館しておく。
今晩の泊りは係長。
私はもうすぐ自宅待機になる。



今日の午前中は、しとしと雨が降る中、お茶のお稽古だった。
5人そろって「花月」のお稽古。

4月から、毎月1回、花月のお稽古をしている。
花月」とは、お茶を点てる人とお茶をいただく人を「折据(おりすえ)」というくじ札で決めるというもの。
5人一組で、合わせて4回お茶を点てる。
役割が変わるたびに、席を移動し、くじを引いていくのだけれど、決まり事を守りながら、みんなで息を合わせてリズムよく進めていくことがなかなか難しくもあり、楽しくもある。
ゲームみたいではあるけれど、花月とは、自分の役割をきちんと果たし、かつ、周囲の人がきちんと役割を果たせるよう、状況を把握し判断しながら事に当たる、いわば精神修養なのだ。
花月には、「互換機鋒看子細(ごかんのきほう しさいにみよ)」という教えがあって、これは、自分のおかれた環境で精一杯の行動が取れるよう、どんな境遇でも慌てふためくことなく、隙なく働くために自己を見つめなさいという意味なのだそう。
ぼーっと生きてないで、いろんな場面で活かせる「気」を養ってこころを磨きなさいということなのだなあ。難しいけどね。


今日は始めて、花月の中でも、「花寄せ」「香を聞く」「お茶をいただく」が合わさった「三友之式」というものに挑戦。
お茶もお花もお香も楽しめて、すごく幸せだった!!


もうすぐ七夕。その前に49歳になる!