農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【無事です!】

避難してきた方は、昼過ぎには全員帰宅。

線状降水帯が発生した午前5時頃は、緊迫し、数分ごとに雨雲レーダーの流れを確認。
レーダーで真っ赤になった雨雲が西から東に流れていく画面を何度も確認する。
携帯の画面で、センターをピンポイントに合わせ、線状降水帯の細かい分析をする。
5時から7時がとても厳しい状況だったのだけれど、雲の流れ方の中でも、わずかに雨が弱まる場所があって、その雲が飯塚の上空を通り過ぎてくれた。
それでもたたきつけるような雨の降り方と、絶え間なく青紫に光る空に不安いっぱいだった。

 

センター2階より、たびたび穂波川の水位を確認する。
下の写真は、午前3時50分の河川ライブカメラの様子。

 


このあと、もう少し水位が上がり、茶色い濁流が結構な勢いで流れていたのだけれど、雨が小降りになると、すぐに水位が下がる。そのことが確認できただけで安心する。
また、5年前の西日本豪雨災害時の川の水位を覚えているので、その時と比べることができたのも、よかった。

ちなみに、普段の穂波川の水位は、👇こちら。

自分が住んでいる場所が、線状降水帯に覆われたけれど、その中でもピンポイントで降雨量が少ない地域となった。それはたまたまのことで、だからよかったのだとかは決して思わない。
今回は本当に偶然で、これから先、台風も来る。
雨雲レーダーが示す、あの真っ赤な塊の真下に立つことになる確率は高まるばかりだろう。絶対に大丈夫など思わずに、覚悟を決めて備えていかなければと改めて思った。

市内の警戒レベル4は解除されるけれど、引き続きレベル3での避難所運営の継続が決まっている。避難者はみな自宅へ戻っているけれど、レベル3が解除されるまで、もうしばらく待機となりそう。
今はとにかく、被害がなく過ごせた安堵感でいっぱい。


被害にあわれた方やその地区へお見舞いと励ましの気持ちを送ります。