農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【真夜中の出勤】

日曜日は一日雨。
午前中がもっともひどく、昼に近づくにつれ雨はあがり、ときおり晴れ間も。
でもすぐに暗くなって、また雨が降り出す。そんな感じだった。
日付が変わる頃からまた雨が強く降りだす予報だったのだけれど、予報通りになった。

夜中の1時過ぎに雷の音で目が覚める。
ピカピカと、カーテン越しに空が光っている様子がわかる。
しばらくして、遠くでゴロゴロと雷の音。
それと同時に、雨音も。
だんだんと雷の音が近づいてきて、時々、窓が揺れるほど。
雨脚も強くなったり、少し弱まったり。
でも、基本強く降っている。

稲光でなかなか眠れなくて、毛布を頭まで被る。
すると、暑くて、息苦しくてたまらない。
鼻から下は毛布から出して、少しうとうとしていると、携帯のアラームが鳴る。
「警戒レベル3 高齢者等避難」
続いて飯塚市防災無線からも、高齢者の避難の呼びかけが流れる。

こうなると、飯塚市の災害配備レベルも3となり、避難所班の私も出勤。
暗い空が時折、稲光で不気味に光る中、車を走らせる。
冠水しているところはないし、雨も強く降ってはいるが、そこまでの緊迫感はない。
3時にセンター到着。
到着と同時に避難者も複数世帯到着している。
先に来ていたセンター長とバタバタと受け入れを行い、研修室の雨漏りにも対応。

雨雲レーダーと、河川のライブカメラを確認。
線状降水帯発生。
状況はあまりよくない。

自宅は浸水するような場所ではないけれど、築40年の古い家。
雨漏りや落雷が心配。
そして、隣町のたんぼ。
土手を背負っている田んぼばかり。
数年前も土砂崩れが起きてるし、定期的に大なり小なり雨によるトラブルを繰り返している。

線状降水帯が飯塚上空を通り過ぎるかもしれない。
こればっかりは、どうにもならないこと。
とりあえず、7時まで、じっと我慢。
峠が過ぎることを待とう。