農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【ひさしぶりに よみきかせ】

子どもたちが小学生の頃、よみきかせグループに所属していた。
長男が小学2年生の頃に入ったから、もう10年くらい前の話。
次男が小学校を卒業するまでの間、とても楽しく活動させてもらった。
みんなボランティア精神旺盛で、子どもたちを喜ばせたいばかりで、実は子どもたちよりも楽しんでいる、、、そんな理想的なグループだったなと、今となっては懐かしく思い出す。


私が入ったころはまだ、月に一度よみきかせをして、そのあと校長室で交流をする程度だったけれど、仲間も増えて、交流の場からいろんな前向きな意見が出るようになって、年に一度、手作り人形劇を開催するようになった。

どんな人形劇にするのか、絵本選びから始まり、背景を描いたり、人形の洋服や着物を縫ったり、小物を作ったり。
アレコレ飛び出すアイデアをみんなで形にしていきながら物語を創り上げてきた。
人形劇を創り上げていきながら、「おはなしわかな」という「チーム」を創っていたんだなって、今振り返ると強く実感することができる。
本当にとてもいい時間と空間だった。

そういえば、コロナで縮小された卒業式に花を添えるサプライズもやったっけ。

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去年からいろんな取り組みが再開されるようになった。
おはなしわかなも、12月の手作り人形劇が開催できることになり、急遽応援に駆けつけた。
手作りの舞台下に潜り込んで、めいっぱい腕を伸ばして演じることが懐かしく、聴こえてくる子どもたちの歓声が嬉しかった。

そして、明日は、よみきかせのお手伝い。
向かうクラスは6年生。
何を読もうかと、久しぶりに本棚の前に座る。

6年生に読みきかせるなら・・・


「ねずみとくじら」は、本当の友達について教えてくれる。
赤毛のバンダム」は、本当の強さについて教えてくれる。
「みんなのベロニカ」は、自分らしくあることについて教えてくれる。

とりあえずこの3冊を選ぶ。
どの本にするのかは、もしかしたら、教室に入ってから決めるかも。
あるいは、みんなに決めてもらうというのもいいのかも。
3年ぶりのよみきかせ。
本棚の前で絵本を選ぶわくわく感を思い出させてもらった。