農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【山笠の祇園茶会のこと】

7月15日のお祭り、山笠の時に開催された祇園茶会のことを忘れないうちに。

祇園茶会では、お薄席、冷茶席、お土産席、受付の4つの担当があり、毎年社中ごとに担当を回している。私たち社中の今年の担当はお薄席。
先生が、どんなお点前をするのか考えるのだけれど、今年は『茶箱(卯の花)』に決まる。

茶箱のお点前って、綺麗な箱の中に道具が揃っていて、道具を出してお茶を点て、そして道具をきれい仕舞う。茶箱とお湯があればどこでもお茶が点てられる。そんなお点前。
茶箱は好きなお点前。合理的で美しいから。
ちょっと、おままごとをしているような気分になるのもいいのかな。

暮らしの中のお茶時間 8月のお稽古について

※画像はネットから拝借



当日のしつらえ。

 

 

 


フウセンカヅラと夏椿。
扇面は「清風」。

午前中、汗だくになりながら設営。
別室で軽く昼食を食べて、着物に着替えて14時から18時までお茶会。

 


次から次へと、途切れることなくお客さんが来てくれて、それはそれは、忙しかった。
それでも、お運びをしながら、先輩の優雅なお点前を見て勉強させてもらい、他の社中の方々と交流が深まり、とても充実した時間を過ごすことができて楽しかった。


忙しすぎたのと、先輩方に囲まれて遠慮してしまって、自分の着物姿だとか、仲間とのフランクな写真を残せなかったのが、正直とても残念だった。
でも、お客さんに、「着物姿が涼し気でいいですね」と声をかけていただき、お世辞でも嬉しかったりして、張り切ってお運び頑張った。


18時過ぎにに最後のお客さんが帰られると、すぐに別室で着物を脱ぎすてて撤収作業。
先生方の車に荷物を運び入れて、車に載らない荷物はそれぞれ手分けしてその後の打ち合わせをして、やっと帰宅したころには、21時をとうに過ぎていた。

ゆっくりお風呂に浸かり、疲れた体をリラックスさせながら考えたことは、

「茶箱が欲しい!!!」

私って、単純なのだ(笑)。