農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【新しい扉 次のステージへ】

本当はもう少し早起きして、下の畑に豆ちぎりに行こうと思ったのだけれど、ちょっと肌寒くて、お布団から出たくなくて、ぐずぐずする。
この布団の中でぐずぐずする時間が、幸せだったりする・・・。
あとから後悔することはわかっているんだけどね。

あれこれ考え事をしながら、しばらくして、えいやって気合を入れて布団から出る。
カーテンを開けると、久しぶりにいい天気。
さすがに下の畑の豆ちぎりは時間がなくて無理だけれど、裏の畑の様子だけでも確認しておこうと外に出る。
ありふれた表現だけれど朝陽がきらきらして気持ちがいい。

インゲン豆の芽が出たよ

 

定植を待つ夏野菜の苗


雨降りばかりだったけれど、おかげで黄砂で霞んでばかりだった山の稜線が、すこしだけはっきりと見えるようになった。
木々の緑が、それぞれの色を主張して、山肌からもこもこと盛り上がっていて、それはこの季節だけの賑わいだと思う。
みどりいろって、ほんとにたくさんあるんだな。


さて、今日はお茶のお稽古日。
ふだんあまり着ない着物を引っ張り出して着る。

縮緬生地の着物に博多献上帯

リサイクルの着物なんだけれど、季節の花々が描かれていて、色合いも優しくてとても好きな着物。
好きなのに、もったいぶってあまり着ない(笑)。
縮緬生地だから、これから暑くなる季節にはもう着ないだろうから、今日思い切って着る。そして、自分で言うのもアレだけど、この手の色がよく似合う(笑)。


午前中のお稽古を終え、午後から仕事をしていると、本庁のとある職員さんから電話。
穂波ではない地区だけれど、ある自治会が、「防災の基本」、「はじめての防災」、「わかりやすくためになる防災」、そういった類の話をしてくれる人を探しているから、防災士として行ってみない?という提案。
私を思い出してくれて、私に繋いでくれて、ありがとう!
すごく嬉しかったから、返事はもちろん!
急遽、明日の午後打ち合わせることになったけれど、相手が求めている内容を聞いて、これまでストックしてきたネタを組み合わせて、ある程度をまとめて資料を作ってみる。
これまでの防災士としての私、グッジョブ👍


そうこうしていると、今度は、市民活動支援課の係長から電話。
その係長がやらなければならない、というか、やりたい事業があって、その事業をどんなふうにすすめるか、具体的な内容を構成しているけれど、どうしてもセンターとその地域住民の協力が必要。どこのセンターで誰と、どんなふうに実行していくか悩んでいるから、よかったら穂波で協力してほしいと相談がある。
話を聴いて、アイデア出して、穂波で実施できるよう後押しすることに。
これまた私を思い出してくれて、相談してくれて、「穂波なら・・・」って期待して頼ってもらってすごく嬉しかったから、返事はもちろん!!
これまでのコラボ事業の呼びかけに積極的だった私、グッジョブ👍

過去と未来が繋がって拡がっていく、面白くなってきたぞって少し胸が高鳴る、そんな感覚を得た一日。