農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【好みの男性は?】

木曜日はコメダで一人時間を過ごした後、とある団体の定例会に参加。
年末ということで、昼食会にも声かけいただいたので、イタリア料理を食べてきました。

場所は、飯塚と隣町の境にある「ビストロ松の樹」。

 

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本当は赤崎牛のステーキを食べたかったのだけれど、売り切れ( ;∀;)。
「ベーコンと季節の野菜のトマトクリームソース生ハム添え」をいただく。


季節のお野菜には、サツマイモが使ってある。
サツマイモとイタリアンの融合に驚きと感動を味わいながら、生ハム好きな私には幸せいっぱいの一皿となりました。

このお店は、カウンター越しに厨房があって、シェフがこちらに体を向けて調理をしていて、フライパンを動かしている様子や、塩をまぶしている様子、お皿に盛り付けている様子などがどの席からも見ることができる。

(お店のフェイスブックより)

真剣なまなざしで手元を見つめ、優しい表情でパスタを皿に盛り付けるシェフ。
その様子がなんとも艶やかで、そこに立っているだけで知的な雰囲気が漂い、スマートで好ましく思われて、飽きもせず眺めて過ごしてきました。
料理をしている男性に色気を感じたのは初めてじゃないだろうか。

そういえば、今読んでいる本、『土を喰う日々』のところどころに、著者の水上勉が料理をしているモノクロ写真があるのだけれど、この姿がとてもダンディで、私の読書をますます楽しいものにしてくれている。
全身全霊で調理する様子、旨いモノにひたすら貪欲な姿、首に手ぬぐいをかけ、前髪の一束がはらりと落ちて額にかかっている様子などは、今の私にはとても魅力的に映っているのです。

料理をする男性が好きなんだ。憧れているんだ。
やっと気がついたのです。
たぶん、自分が料理が得意ではないから。
自分の不得手を補ってくれる人に魅力を感じているのかもしれない。
もっと早くに気付いていたら、料理が得意な人と一緒になっていたかもしれないのに(笑)。

「今度結婚するときは、料理ができる人と結婚しよう」
読んでいた本から顔をあげて、唐突につぶやいた私に、隣にいた旦那さんが、
「次があるんだ(笑)」
って笑いながら言ったことが可笑しくて、この後も夫婦漫才みたいなやり取りが続いたのでした。

これからは、好みの男性は?って聞かれたら、
「料理ができる人」
って答えよう。
まあ、そんなこと聞かれたこともないし、おそらくこれから先も聞かれないだろうけれど(笑)