26日の日曜日は全国的に冷え込みの強い一日になったようですね。
福岡県でも、雪がちらつき、時折風に吹かれて強く降る雪で景色が真っ白になるほどでした。
そんな中、毎年恒例のもちつきを行いました。
前日までにもち米を洗ってたるにつけておく作業と、あんこ餅のための餡づくりを行い、せいろを水に浸けておきました。
せいろが浮いてくるので漬物石で押さえています。
もち米を蒸すのですが、我が家はガスです。
知り合いのところは、まだ薪だそうで、風が吹くと灰が舞うと笑いながら話していました。
ガスに羽釜をセットし、水から沸かしていると時間もガスももったいないので、台所からお湯をくんできて、羽釜いっぱいいっぱい入れます。
そして、小さなお皿を沈めます。
下の写真のお水に映るお月様みたいに白く光っているのがお皿。
お皿を入れる理由は、お湯が沸いている間、お皿はカタコト音をたてます。
お湯が少なくなってくると、お皿がカタコト言わなくなるので、空焚きにならないよう羽釜にお湯を入れます。お皿は、そのタイミングを知らせてくれるのです。
羽釜の上に、真ん中を蒸気の通り道のための小さな穴をあけ、さらに正方形に切った新聞紙をのせ、せいろの一番下をのせます。新聞紙を挟むのは、横から蒸気が逃げるのを防ぐためです。
それから、せいろを重ねていきます。
寒いから、みんなで火のそばでおしゃべりしながら蒸しあがるのを待ち、機械でついた熱々のお餅を、みんなで粉まみれになりながら丸めていきます。
冷めたお餅をもろぶたに並べていきます。
↑丸餅。
↑あんこ餅。
途中であんこ餅の試食。うまうま。
そうやって、我が家の分と、叔父一家の分とを丸め終わると、ちょっとブレイク。
豚汁とおろし餅とで、昼食タイムです。
豚汁もおろし餅も、あまりのおいしさに写真を撮り忘れております。
残りは一臼ごとにビニールに流しいれ、熱々を木箱に入れて形を整えて流し餅(のしもち)にします。
お正月が終わってゆっくりした時に、餅きり包丁で小さく切り分けて、冷凍保存します。
今年は流し餅の数が多かったようです。
結局60キロ以上のもち米をついたようです。
だいたいいつもの1.5倍はあったのかな?
早速気前良く、親戚に配って喜ばれているみたいです。
つきたてのお餅は真っ白くて柔らかくて特においしい!!
今年も無事に餅つきが終わり、実家にも届けることができて一安心しているのだけれど、そんな中、農協さんから、我が家のもち米は「等級がつけられないくらい、品質が良くない・・・」という旨の通知が届きました(笑)。
ヒヨクモチ、等級「外」・・・1等米、2等米、3等米、判定外という意味の「外」です。
農協さんの判定、最近ますます厳しい気がするなぁ・・・
いいのだ!!お米もモチも、まじりっけなしで十分おいしいのだから!!