農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【人が倒れた!その時にしたことを振り返る】

日曜日は、飯塚市主催の「健幸・福祉のつどい」が開催されました。

 

 

 

飯塚市は、健康は健康でも、「健幸」にこだわっているようです。

センターが事務局になっている団体さんがバザーで出店するということなので、お手伝いに入っていました。

私は「プラバンつくり」のサポート。


訪れてくれた子どもたちと、こんなかわいいプラバン作って楽しんでいました。
イベントの開催時間は9時半~15時。
暑い暑い一日でした。

終盤、閉会式前のこと。
男性スタッフが冷たいものを持たないかと走ってやってきました。
どうしたのかと周囲を伺うと、どうやら隣の隣のテントのスタッフが倒れた様子。
熱中症と思われるようで、周囲の人がうちわであおいだり、わきの下に氷を当てたりして介抱しています。
運営にも連絡が入っているようで、救急車を呼んでいることも会話から分かりました。
福祉と健康に関するイベントだったので、医師も保健師も控えていました。
みんな駆けつけて対応しています。

ただ、気になったのが、お客さんの反応。
ちらちらとテント内をのぞいています。
小さな子どもや、やんちゃな小学生が「人が倒れている」などと騒ぎ立てています。
その光景を見て、とっさに、本庁に走り、移動式のパーテーションを3枚引きずって、テント前をふさぎました。

倒れている姿をいろんな人に見られるのは誰でも嫌です。
具合が悪いときはそんなことは気付かなくても、あとから恥ずかしい思いが湧いてきたり、周囲に申し訳ない気持ちにもなるかもしれません。
できるだけそういう思いをしなくていいように。

今回のとっさの行動は、防災の講義を受けたり、男女共同参画などの講演を聞いているからできたことかなと思っています。
しなくてもよかった行動かもしれないけれど、いろんな視点で物事を見たり、考えたりする、そして何より行動できたということが、私の中では大きかったです。
今までの自分とは違う、そう実感することができました。

福祉と健幸。
どちらも気持ち豊かに、人を思いやることが大切なんだろうなと思ったのでした。