農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【今年2本目の事例発表】

飯塚市にある12の交流センターでは、これまで「公民館」として担ってきた「生涯学習」に関する事業と、地域拠点として期待される「まちづくり推進」に関する事業とが行われています。

センターで勤務する私の所属は「まちづくり推進」課ですが、生涯学習の事業も担当しています。仕事の内容は、地域を盛り上げるイベントや講座を企画し、それを「まちづくり推進」の予算でおこなうのか、それとも「生涯学習」の予算で行うのかを検討し運営していくこと。
要は、自分がやりたいこと、あるいは、地域住民がセンターにやってもらいたいと思っていることをすくいとってそれを実行すること、そのための予算を、どこからどんなふうにもってくるか、そしてどうしたらうまく開催できるかを考えて動くことがお仕事です。

その1つとして、飯塚市と企業との連携事業を使って、生涯学習事業として「STEAM教育」講座を行いました。
低学年でプログラミング的思考を学び、高学年でタブレットとロボットを用いた実践を学ぶ、長期的で持続可能な学びの場の提供に挑戦しました。
この取り組みが評価されて、10月末に「筑豊地区公民館職員研修会」で、事例発表を行いました。

 

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10月は大きなイベントを入れていたから、調整するのが大変だったけれど、資料作りも発表も、頑張りました!!

そうしたら、、、なんともびっくりなことに、
今度は、「まちづくり推進課」の方の事例発表候補として、先日開催した「防災ママカフェ@飯塚」のイベントが推薦されました。

まちづくりが主催する事業は、ここ数年、コロナの影響で自粛することが多かったのですが、今年度に入り、再開したり、開催方法を工夫したりして事業を行っていくところが多くありました。
12のセンターがいろいろなイベントを行っている中で、本庁からの推薦をもらった理由が、「新しい視点によるイベント開催」とのこと。

・・・新しい視点って?

それは、よそのセンター(詳しくはよそのセンターが事務局をしているまちづくり協議会)と連携して合同開催をしたということ。

イベントや講座って、そこのセンターが地域住民と創っていくものなんだけれど、今回のイベントに関して言えば、穂波で開催したかったけれど、予算が足りなくて、よそのセンターの仲良しの先輩に呟いたら、「お金ならたくさんあるよ~」って言ってもらって、そこから調整して開催にこじつけたという、人様には大きな声で言えない裏の事情があったのです(笑)。

センター同士、まちづくり協議会会長同士で調整して進みだした事業が、まちづくり推進課はもちろん、防災安全課と子育て支援課を巻き込み、NHK取材と西日本新聞の取材が入るほどのイベントになったのでした。

 

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防災に関しては特に、「有事は、平時の延長でしかなく、平時からの垣根ない繋がり作りが何より大事」とはいうけれど、防災に限らず、まちづくりって本当にそうだと思う。センター同士の繋がり、まちづくり協議会同士の繋がり、職員同士の繋がり、そして、そういう肩書をこえた「わたし」と「だれか」の繋がり。
繋がり合うことが、豊かさをもたらしてくれる、そういう経験をさせてもらったイベントでした。

推薦してくれたまちづくり推進課の課長さん(私がお慕い申し上げる方です(笑))が、私が抱いていた、巻き込まれた皆さんへの感謝の気持ちを汲み取ってくれて、地域完結ではなく、相乗効果で市内全体が盛り上がっていく取り組みを行ったということを評価してくれたと思っています。
事例発表では、そういうことも含めてお伝えできたらいいなと思っています。

事例発表は2月の予定。
また忙しくなっちゃうぞ(笑)。