農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【おみそが熟成するように】

夏に企画して、なんとか開催にこぎつけた味噌づくりの講座。

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今日、3回目が無事に終了しました。

前回みそ玉作りをしたときに、
「センターの調理室に集まれなくても、何らかの方法で必ず実施します!!」
と宣言したので、万が一のZOOMでの講座開催に備え、よそのセンターにも協力を打診しておいたりしたのだけれど、まん延防止適応直前、ギリギリ滑り込みで開催できました。

本当は、自分たちで作ったものを、「おいしいね」って言いながら実食したかったのだけれど、それはやっぱりムリでしたので、持ち帰って仕上げるもの、保存が効くもの、など、みそらぼの安藤さんもいろいろ考えてくださいました。
そうして、子どもたちが作るということも踏まえ、「鳥ごぼうのみそディップ」と「ピリ辛肉みそディップ」の2品を準備してくれていました。

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材料を切って、

 

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それぞれを水分がなくなるまで炒め合わせる。
簡単にできるということが何よりも大事。
そして、使っているものも、いたってシンプル。

そうして、そうして、、、

真っ白の炊き立てご飯があれば、いくらでも食べられそうなご飯の友2品が出来上がりました。これに、お味噌汁があるだけで、なんだか十分、幸せな食卓になりそうです。
スプーンで味見をした子どもたちの嬉しそうな顔、それだけでも十分満足です。



前回みそ玉を作ってから、子どもが朝ご飯を作ってくれるようになったことや、積極的にお手伝いをしてくれるようになったことなどを、保護者の方が嬉しそうに話してくれました。
私も講師の安藤さんも、それを聞いて、本当に嬉しくて喜びました。

子どもたちの吸収する力、行動する力、それを支えて見守る家族の存在。
たった3回の講座だったけれど、おみそが熟成していくように、回を重ねるごとに私たちの気持ちもすごくまとまっていったように感じました。

食べることは生きること。
自分の行動が誰かを喜ばせ、そのことが原動力となっていく。
「みそらぼ」のコンセプトと、私がこの講座で求めていたことが、参加者みんなに伝わって、想いがちゃんと帰ってきた、そんな嬉しい一日となりました。