農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【晴耕雨読】

なんの予定も入っていない日曜日。
そして未明から降り続く雨。
だから、今日は、本当に何もしない、のんびりな1日を過ごすことに。

起きるのものんびり。
二度寝、三度寝、最高にいい気持ち。
ゆっくり起きて、ゆっくり片づけ。
洗濯、簡単な掃除、書類整理、帳簿つけ。

そうこうしているとお昼。
昨晩のおかずの余りと目玉焼き。
子どもたちは食パン焼いて、もぐもぐランチ。
ランチの片づけついでに、夕飯の下ごしらえ。
今日はハンバーグですよー。
玉ねぎみじん切り、あめ色に炒めながら、降りやまぬ雨の中、裏の畑から野菜を採って刻んでおく。

だいたいの準備が終わってからは、どっぷり読書に浸かる。

今年は本を読む時間を意識して取ることを目標にしていることもあり、お正月から少しずつ本を読み進めているのだけれど、今日までに読んだ本を紹介しておきます。

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しゃばけ」シリーズ第17弾と第18弾。
このしゃばけシリーズは、なんと20周年にもなるそう。
江戸でも繁華な通りにある大店、廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の病弱な若旦那と、そこに住まう妖(あやかし)が、お江戸に巻き起こる不思議ごとを解決していくシリーズなんだけれど、しっかりと構成されたキャラクター設定と、当時の江戸の文化や暮らしぶりが丁寧に描かれていて、その上テンポよく話が進むので、読んでいて飽きないお気に入りのシリーズ。

それから、最近気になる人物の一人、岡本よりたか氏の本。
岡本氏が10年近く書き溜めてきたブログ「象牙の塔の住人」の記事の中から、無肥料、無農薬栽培についてはもちろん、生き方のヒントや考え方のいくつかを選んでまとめたもの。
農業だとか、土づくりだとかについては、他にもいくつか積読状態の本があるので、まん延防止重点措置が適用されるだろうから、仕事のペースを少し調整して積極的に目を通していきたいなと思っているところ。
もちろん、そればかりだとなんだか自分がつまらなくなってしまいそうだから、面白そうな本だとか、他にも積読状態の本にも触れて、バランスをとりたいなって思っています。


今日みたいな雨降りの日は本を読んで、お天気の日は田畑に出て、読んで字のごとく「晴耕雨読」みたいな日常だけれど、普段の私は、まあ、雨だからと言って本を読む暇はあまりないし、全く心穏やかではないし、俗世を離れた自由な生活という心境ではまったくない(笑)。
でも、コロナがどうだとか、予防接種がどうだとか、そういうことから少し離れて、気持ちをリセットするにはいい休日になった気がします。




暖かくなるにつれていつの間にか忙しくなっていくし、来月にはジャガイモの種芋を植える作業が始まります。名もない家事があるように、農作業にも名もない作業がたくさんあります。今月いっぱい、あともう少し、ゆっくり過ごせたらいいなと思っています。