農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【諫早もりあげガールズは、私の気持ちも盛り上げてくれた】

福岡県男女共同参画センターあすばる主催事業の「地域のリーダーを目指す女性応援研修」に参加している。
昨日は県外視察研修だったので、車を走らせて、長崎県諫早市へ。
女性目線でまちの活性化を目的に活動している「諫早もりあげガールズ」のみなさんと交流、意見交換をしてきた。

諫早の海 どこもこんな感じの干潟

 

小長井地区のフルーツバス停




諫早もりあげガールズ」が結成されたいきさつは、長崎に新幹線が通るから。
せっかく諫早が新幹線の停車駅になるのに、観光するところなど一つもないから、観光コースを作ってほしい、、、というタクシー業界からの声がきっかけで、市役所諫早市ビタミンプロジェクト事業がスタート。
人集めにあたっては、市役所職員が、「この人は!」と思う人たち数人に声をかけて集まったメンバーで結成されたそう。
はじめは、言い出しっぺのタクシー協会の方が会長になっていたそうだが、今は、楽器店のおかみさんが会長。みなさん仕事をしながら活動されている。

isahaya-moriage-girls.com

 

活動紹介では、
「知る」~諫早のよかとこ発見~
「想う」~夢を描く、戦略を練る~
「創る」~夢をカタチにする~
「動く」~女性目線のPR戦略~
についてお話をうかがった。

一番興味を引いたのが、結成のきっかけ。
市の職員が、「やってくれそうな人」に声をかけたというところ。
これは、私が勝手に人を集めて今年結成した「Academy's」と全く同じ。
まちづくり協議会の活動を盛り上げるために、私が個人的に知っている「なんかやりたいよね」って言ってる人、「協力するよ」って言ってくれている人を集めて、とりあえずグループを作って活動してみた。

 

mosgreen3111.hatenablog.com

 

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そして、勇気をもらったのが、「諫早もりあげガールズ」に、市の職員がメンバーとして入っているということ。
声をかけた職員が、異動後も活動をサポートし続け、新しく担当になった職員も前のめりで活動をサポートしている。
今では、仕事とは別の「課外活動」として3名の職員が加わっている。
そして、市の難しい言葉や、事業として守らなければならないお役所ルールなどを、メンバーや関係者に「通訳」として働きかけると同時に、今回のような県外からの視察に対し窓口となり、諫早の紹介は職員、ガールズの活動紹介はその他のメンバーといった役割分担もされている。

「Academy’s」を結成した時、自分の立ち位置というものにすごく悩んでいて、メンバーの一員として在りたいのだけれど、やっぱり団体を動かしていくにあたり、センター職員としての立場も必要で、そこをどんなふうに住み分けたらよいのか考えていたところだったので、今回の研修はとても参考になった。

メンバーそれぞれが、何かやりたいと思いながらも具体的に掘り起こせていない現段階では、ある程度こちらがイニシアチブを取って動いていった方がいいということがなんとなくわかった。
そうしながら、やりたいことやアイデアを引き出して膨らませて、計画を立て、あれこれ実現できる方法探っていくことが、私の役割なのかなと感じている。

視察研修で学んだことを整理して、滞っていることが、少しでも流れ始めるといいのだけれど。とりあえず明日からまた、作戦を練ってみることにしよう。
そんなふうに、前向きな気持ちにさせてもらえた研修だった。