農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【次男吹奏楽部 県大会へ】

明日は次男吹奏楽部、福岡県大会。
今日の次男は、出校日のため登校。
平和学習の後、お弁当を食べて午後から練習をして、夕方バスで福岡入り。
今日は会場(福岡サンパレス)近くのホテルに一泊する。

予選の筑豊大会には、私は仕事が重なり行けなかったのだけれど、結果発表の時は、それはそれはドキドキしたそうだ。
中学校名を読み上げられ、続いて「金賞!」とアナウンスされた時は、子どもたちよりも保護者の方が歓声を上げて喜んだらしい。
その気持ち、すごくわかる。その場にいたら、きっと私も、声が出ていたと思う。そして、声だけではなく、立ち上がって涙も流したかも(笑)。
明日の県大会は、会場で、次男たちの演奏が聴ける。
とても楽しみにしている。もちろん、他の学校の演奏も。


福岡県大会前泊に関して、吹奏楽部の保護者会が、昨日、行われた。
筑豊大会からの一週間の部活動の内容と、大会前日、および、当日のスケジュールの説明が行われ、最後に、筑豊大会後の子どもたちの様子も顧問から伝えられた。

今週の部活動は、県大会に向けた練習が中心となり、市内のホールを借りての演奏が2日連続で行われたのだけれど、1日目のホール練習では、音が響く会場で、お互いの音を確認しながら演奏練習を行ったらしい。2日目は、響かないホールで練習。これは、県大会当日の会場に合わせた練習らしい。福岡サンパレスは、響かないから、仲間の奏でる音が届きにくいらしい。
だから、この一週間は、演奏の技術面だけではなく、自己肯定感や自己効力感が高まるような関わりを意識して指導をしてくれたそうだ。

「寄りかかって演奏するのではなく、群れて演奏するのではなく、自信をもって自分の音を奏で、全員がメロディーをリードする」

そんなふうな演奏ができた時、はじめて、技術を越えた自分たちの演奏とメロディーとなって響き渡るのだろうなと思った。そして、結果がどうあれ、そのことにこそ、本当の価値があるように感じられ、なんだかもうすでに、感動してしまったのだった。

今年の子どもたちは、初めて県大会に出場した去年のように、「会場の雰囲気に圧倒されて何もできずに帰ってきた」ということにはならないはず。一度経験したことが今回、彼らの血肉となって、明日に繋がっていることを、彼ら全員が知っている。このことは、何よりも自信になっていると思う。


この一週間、お弁当も必要だったし、朝、夕の送迎と、楽器の積み下ろしのため、仕事の時間をフレキシブルにして対応するなど、保護者としてできることは頑張った。
顧問も、県大会出場を見越して、早いうちから市内のホールを仮予約してくれて、技術面だけではなく、精神面の成長に多大なる力と時間を注いでくれた。
ほんとうに感謝している。
おかげで、3年生の保護者通しの繋がりもでき、明日に向けての細やかな連絡のやりとりも、とてもありがたく感じている。

堂々と、力いっぱい、自分たちの演奏を楽しんできてほしい。
そして、自信をもって、結果と次のステップを受け入れてほしいと願っている。