次男が所属する中学校の吹奏楽部。
アンサンブルコンテストの地区予選で金賞受賞し、その後、福岡県のコンテストでも金賞受賞。
12日の土曜日、九州アンサンブルコンテストに出場するため、熊本へ出発しました。
演奏メンバーは前日から熊本入り。
次男をはじめ、残りの部員は当日熊本入りの予定でしたが、コロナの感染拡大で、コンテストの開催がどうなるのか心配でしたが、無事に開催が決定。
多くの行動制限がありながらも、演奏メンバー以外の部員の出入りも認められました。
8時に学校集合。バス1台を借りて、熊本市の県立劇場へ。
お弁当を持参しており、昼食は車内で。
11時に現地到着し、演奏メンバーと合流。
トラックから会場への楽器搬入を手伝い、リハーサルと袖待機。
13時16分、本番。ステージへの楽器の搬入と搬出を手伝い、終了後はトラックへの楽器積み込み。
14時、県立劇場出発。
16時半、学校到着、解散。
ハードスケジュールだっただろうけれど、演奏メンバーをサポートすることができて、本当に良かったと思いました。
みんなで支え、応援すること。ステージの袖の雰囲気や、会場の裏方の仕事を知ることは、こういった経験を通してしか得られないこと。
地区のコンテストからずっと、よその学校の演奏を聴くこともかなわず、自分たちの前の学校の演奏を袖で聴くだけ。保護者を含め、関係者以外も演奏を聴くことができなくて本当に残念なのだけれど、次男いわく、今までの中でもっともよい演奏ができたと、先輩が言っていたそう。
自分で選んで吹奏楽部に入部し、憧れの楽器とは違う担当になったけれど、良い仲間と、熱中できる何かに出会えて、本当に良かったなと思っています。
今回の熊本行きは、持参するものは、お弁当と水筒のみでした。
ですが、帰ってきたときに、彼は、家族にお土産を手にしていたのです。
そして、そのお土産を、まずはきちんと仏壇へ。
お金を持たせていなかったので、どうしたのか尋ねたら、
「お年玉のお金を持って行ってたから、それで買ってきたよ。」
とのことでした。
次男のやさしさと頼もしさを感じ、嬉しくなったのでした。
もちろん、金賞であればいいなと思うけれど、それ以上の強さとやさしさを十分に得ていることを実感しています。