農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【文化的・芸術的休日を満喫する】

3月、4月と働きすぎ。
月に勤務できる日数をオーバーして働いてます。
休みたくても休めない状況にあって、仕事に追われ、次から次に仕事の山が襲ってきておりました。
今週に入って、なんとかひと段落。

久しぶりに落ち着いて、お茶のお稽古に行ってきました。
炉の季節もいよいよ終わりです。

 


紅花の単衣の紬に、染めの帯。
この帯、リサイクル売り場で、破格のお値段でゲットしたものなんですが、実は、体の前にくる模様のところに、朱色の汚れが入っています。
口紅がついたのか、あるいは、赤鉛筆がついたのか、、、。
とにかく、結構な範囲に広がった、目立つ汚れです。


帯を着付ける時に、「関西巻き」と「関東巻き」というのがあります。
帯の先を左肩にのせて反時計回りに着付けるのが「関東巻き」。
逆に、帯の先を右肩にのせて時計回りに着付けるのが「関西巻き」。
私は「関東巻き」で着付けます。おそらく、「関西巻き」で着付けると、汚れた面の柄が正面にきます。でも、「関東巻き」だと、汚れは内側に入り、全く分からなくなるのです。
破格のお値段で、上品な絵柄の染の帯を手に入れることができ、気に入っています。


この日は、朝は肌寒かったのだけれど、日中の予想最高気温は24度。
着物も、袷(冬用)の着物にするか、単衣(初夏)の着物にするか、ずいぶん悩みました。着物の下に着る長じゅばんを夏物にして、袷の着物を着ようと思ったのだけれど、半襟がついていなかったので断念。
結局、冬の絹の長じゅばんに初夏の単衣の着物を纏いました。
なんだかちぐはぐな気もしないでもないけれど、、、ま、いっか。



いつもは、お稽古の後は仕事。
でもこの日は、大宰府にある「九州国立博物館」へ直行。


文化的・芸術的休日を満喫することにしました。

・・・つづく・・・