農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【「あー いい一日だった!!」って今日は言える】

 

こんばんは。
センターの裏の桜の木が紅葉しています。
真っ青な空の高さにも秋を感じます。

昨日のつぶやきブログにブクマとスター、ありがとうございます。
呟き先があることに幸せを感じておりました。

今日の午前中は、地区内のとある自治公民館主催のいきいきサロンに、防災士としてお呼ばれしてきました。
自治会長さんを通じて、自治会という単位の地域防災について、そこに住んでいる方たちと一緒に考える時間が持てるということはとても有意義なことです。
同じ穂波地区内でも、住んでいる場所によってまったく環境が異なります。なので、自治会単位でお話ができるということは、話をする方もその地区の特徴を話しやすく、聴く方もじぶんごととしてとらえることができるので、充実した時間を過ごすことができます。
自治会に防災のお話に行くときは、市全体のハザードマップと、その自治会だけが拡大編集された特別なハザードマップを持参します。
この、特別なハザードマップは、私が防災士に合格した時に、親しくしている防災安全課の職員さんが、地区内の防災意識の向上に役立ててほしいと渡してくれたものです。
自治会に呼ばれるたびに、その地区のハザードマップを参加人数分コピーして配っています。マップの見方を説明し、地域の特徴などを一緒に考える資料として使っています。
地域の人が、防災という視点から自分の住んでいる場所の特徴を知ること、さらに、防災情報の種類と収集の仕方などを伝えることが、初めての場所でお話しする鉄板ネタとなっています。

とはいっても、鉄板ネタといえるようになったのはつい最近のこと。
対象がどんな人かということで、話の内容を変えたりしているのだけれど、ご年配の地元の方々に、どうしたらわかりやすく伝わるか、どうしたら興味を持って防災という行動に移してもらえるかということを考えながら、資料を集めたり講義を受けに行ったりしています。
今も、あれこれ試しながら、失敗しながら構成を考えていますが、とりあえず、初めての方々に伝える内容がまとまってきたこと、そして少しずつ声をかけてもらえるようになったことで、これまでの成果を感じられるようになったところです。


午後からは、2週間ぶりにお茶のお稽古でした。

センターでいそいそと着替えます(笑)



今日は紅花染めの単衣に、琉球名古屋帯
背中にシワが寄ってるけれど、そこはご愛嬌ということで。
帯は、私が勝手に「琉球帯」と言っているだけで、詳しいことはわかりません。
沖縄の織物に、「八重山ミンサー」と呼ばれる木綿糸を用いて織られている幅の細い帯があるのだけれど、私が締めている帯の模様だとか手触りがミンサーのようなので、ざっくりと「琉球帯」と名付けています。
この帯を「ミンサー」と言ってしまうほどの厚かましさはなく、「ミンサーっぽい帯」というのも少しかわいそうな気がして、沖縄の伝統と文化が混ざった帯という意味で「琉球帯」と呼んでいます。
着物が好きでよく着ているけれど、知らないことがたくさんだよなーって、ほんとに思います。


お茶のお稽古をすると、思いのほかぐったりと疲れます。
緊張もするし、頭も気もつかっているのでしょうね。
でも、好きなことに熱中できるって、自分を元気にしてくれます。

イヤなことも心配なこともあった一日だったけれど、今日は総じて、
「あー、いい一日だった!!」
って言いながらお布団に入れそうです。
明日も、またその次の日も、そういいながらお布団に潜り込めるといいね。
今日は、そんな気持ちです。