農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【手紙を出して 手紙が届く】

今日の午前はお茶のお稽古。
今日は、リサイクルのちりめんの着物に、椿の名古屋帯
同系色でまとめました。




初釜で飾ってあった棚を使ったお点前。
高麗卓(こうらいじょく)っていう棚に、縄も紙垂も先生手作りのお正月の飾り。
京焼の七福神の水指に、写真にはないけれど、若松の蓋置で、初釜の余韻を感じながらのお稽古でした。


お稽古に行く前に、初釜のお礼状を投函しました。
文房具やさんに行って、鳩居堂さんのはがきを購入。
赤と金の折り鶴が描かれたはがきを選ぶ。

私は字がへたくそで、性格と同じなのか、中心が右に左にずれて字が躍る。
だから、えんぴつで線を引いて、下書きをして、万年筆で丁寧に書く。
せっかく書いた文字が滲まないよう、懐紙で押さえながら、ゆっくりと。

不安定な天気の中、手水やお庭の準備、手作りの具沢山のお雑煮、お取り寄せしていただいた「日の出」という銘の主菓子、干支の干菓子、そして、棚の誂え。
社中のみんなで心温まる時間を過ごせたことへの感謝と、今年も精進します!という思いをはがきにまとめました。
ポストに投函するまで、何度も読み返し、何度も眺める(笑)。


午後から仕事をし、夕方帰宅した私に、手紙が届いてました。
綺麗な字で、優しい文章で、語り掛けるように書かれたその手紙は、どんなに私を喜ばせたことでしょう!!

手紙を出して、手紙が届く。
それだけのことだけど、とても心が豊かに感じます。
遠く離れた心友に、今年もたくさんの想いを届けられますように。