農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【着物 気持ち リセット】

12月上旬の着物記録。

お稽古と、裏千家淡交会筑豊支部の研究会で着た着物。

まずはお稽古。


組内のご年配の方にいただいた着物。
着物の種類としては、付け下げになるのかな。
この方は以前お茶の先生をされていたそうで、なるほど、控えめでお茶席には活躍しそうな着物を数枚いただきました。
今回はそのうちの一枚に袖を通しました。


帯は、これまたとある団体の代表をされている方が、着物を処分する友人から私のためにと取り置いてくれていた名古屋帯
黒い帯は持たなかったので重宝しそうな帯ですが、締めてみてわかったことは、おそらく正絹ではないのだろう、滑りやすく垂れ先が崩れやすいみたい。
それでもお稽古や気軽な小紋、紬にと、活躍しそうな帯なので、少し締め方を研究してみようと思っています。


次は、研究会で着た着物。

 


この着物もいただきもの。
上司のお母様が着ていた着物です。

 

mosgreen3111.hatenablog.com


この記事には「江戸小紋」って書いたけれど、「伊勢型小紋」じゃないかなって思っています。
細かい模様が数種類あるのだけれど、「松竹梅」だとか「鶴亀」などはなんとなくわかるかな。


あとは、扇子だとか、傘を被った人が釣りをしているようにみえる型。

 

 


〇に十字模様はなんだろう。
三味線かな?軍配かな?
軍配は下の模様の方かな。いやいやこれは、たたんである扇子に見えるぞ。もしかしたら行燈かも。でも、それぞれの図柄にはいったいどんな意味があるのだろう。
などなど、考えるのも面白いです。


知識があるといいのだろうけれど、知らないことが多すぎて、少し知っただけでも、その世界の奥深さ、込められた思い、遊び心などにいつも圧倒させられるのです。


着物を着ると背筋が伸びます。
自分の求めている心の在りようというものに、素直になれる気がします。


この週末は、自然に触れ、着物とお茶の世界に触れることで、ずいぶんと気持ちがリセットされました。
心配に思っていたことも、どうなっていくかは私自身の働きかけ次第だろうし、起こってもいないことを悪い方に考えるのではなく、前向きな理想に近づけるよう気持ちを整えていく方がずっといい。そう思っています。
自分にも、周りにも、誠実でありたい、そう思えた時間でした。

やっぱり、着物、最高!!