農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【久しぶりの田んぼ】

昨日は職場で不愉快になる出来事があって、そのことに心を持っていかれがちな土曜日の朝。せっかくの休日なのに。
月曜日に相手の様子をみて、どうしていったらいいのか、そして私はどうしたいのか考えていけばいいやって思っているのだけれど、とはいえ、そのことにとらわれたり、気持ちを支配されそうになったりして、すごくイヤな気分なのは確か。

気晴らしに、旦那さんが、隣町の田んぼを鋤きに行っていたので、お昼ご飯を持って出かけてきました。


目の前の山のふもとに田んぼと倉庫があります。

稲刈りが終わって田んぼを鋤くことで、ワラと土が混ざり、土が肥えます。
あとは、ジャンボタニシの越冬を防ぐこともできます。
ここのところ土日に雨が降ったり、予定が入っていたりで、今日やっと鋤くことができました。


辺り一面、土のにおい。
冷たい空気と掘り起こされた土とが混ざり合ったにおい。
久しぶりの土のにおいに、なんだか五感を刺激されたようで、居ても立っても居られなくなって、倉庫の周りを散策。

 


もみじのじゅうたんと、木に残るもみじ。

 


自然はいつも美しい。

 


ムカゴを探しながら写真を撮りながら、歩いてみる。

 


倉庫のすぐ上の用水路。
この先は、人がほとんど立ち入らないので、だんだん藪になっていきます。

おかげでとらわれていた気持ちが解放されました。
なるようにしかならないのだから、いろいろと考えるのは止めにしました。
自然の中にいると、自分の悩みは小さなことだと感じます。
大きな視野で物事を見届けていきたいです。