農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【リハーサル】

今月はありがたいことに、防災士としてお話をしてほしいと、2件の依頼を受けました。
1件目は、地元校区の社会福祉協議会と地域福祉ネットワーク委員会の合同福祉研修会。
そしてもう1件は、とある地区公民館主催の教養講座。

福祉研修会は、校区の自治会長さんや民生委員さん、福祉委員さんなどが対象でしたので、「地域防災について」お話してきました。
災害時の対応についてや、備えについてお話しするにあたり、自治会長さんは、地区内の全体的なことを把握しておく必要があるでしょうし、高齢で独居の方、障がいのある方、外国の方など、何かしら援助を必要とされる方にとっては、民生委員さんや福祉委員さんは心強い存在でしょう。
ただ、現在の地域を取り巻く環境というものは、少子高齢化自治会加入率の低下、地域行事への不参加、非協力や人材不足といった問題が山積されています。
地域のためにと思っている方が少しでも増え、活動しやすい地域づくりが地域防災力の向上に欠かせないのではないか・・・といったことを一緒に考える時間となりました。

もう一つの地区公民館の教養講座は、明日開催です。
明日は、地域住民が対象で、初めてお話に行くところなので、基本中の基本、ハザードマップの見方や住んでいる地区の安全性について、そして、災害情報の種類や収集方法などについてお話する予定でいます。
先ほどやっと、資料のホッチキス止めが終わりました。

お話をするときは、パワーポイントを使って進めていくのですが、スクリーンに映った画面の内容を説明したりお話したりするときに、どんな内容や順番で話を進めていけばよいか、カンニングペーパー的な「ノート」というものを利用しています。
この「ノート」は、私のパソコンでは「ノート」が見えているけれど、皆さんが見ているスクリーンには映りません。
「地域防災」についてお話した時に、準備の段階では、パソコン上にしっかりとノートの欄が出ていたのだけれど、本番始まってしばらくしてふと気が付いたときには、ノートが表示されなくなっていたのでした。
手元の資料にはノートの内容を印刷していなかったので、頭の中がプチパニックになりながら、記憶を頼りに話を進めていったのですが、案の定、たくさんの話題をすっ飛ばすことになり、予定時間より早く話し終わってしまいました。
ネットがつながる環境だったので、一緒に雨雲レーダーをリアルタイムで確認してみたり、河川ライブカメラでその時の河川の様子を確認してみたりする作業を入れていたのだけれど、そういうこともすっ飛んでしまい、最後はしどろもどろ、尻切れトンボでなんとか終わらせたのでした。

そういう経験を2週間ほど前にしているので、「ノート」に記したメモ付きの資料を印刷して、これをしっかり握りしめて、明日の講座に臨みたいと思っています。
今からちょっとリハーサル。
最初の自己紹介だとか、クスっと笑える話題を提供した時のみなさんの反応で、私の舌の滑らかさが変わるので、いつも「つかみ」はドキドキです。

明日の教養講座が楽しい時間になるように、頑張ってきま~す!!