農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【チラシ作りはドキドキです】

昨日作成したチラシの原稿を持って、10月のイベントの打ち合わせに行ってきました。
今日はまちづくり推進課の係長さんも同席してくれました。
チラシ原稿に目を通してもらったのだけれど、原稿をパッと見た時にどんな反応を示すのだろうって考えると、ドキドキするんですよね。

事業開催要項だとかチラシのデザインだとか、アイデアを私なりのカタチにして、それをオープンにしていくことは、私にとっては、なんだか自分の内側を見られているようで、勇気がいることだったりするのです。

イベントの対象がどんな人たちなのか、伝えたい情報が正しく伝わるには、どんなふうに表現したらいいのか、なおかつ、目を引いて興味を持ってもらえるデザインを考えていくとなると、なかなか大変な作業になってくるのです。
伝えたいことはたくさんあるから、とりあえずどんどん載せていくのだけれど、結局は引き算で泣く泣く削除するイラストやキーワードも数多くあります。そうやって厳選された情報だけで、正確に、伝えたい人たちに確実に届けるという作業は、大変だけれどもやりがいが感じられて、大好きな作業だったりするのです。

あれこれ組み合わせて作り上げた、私にとっては「作品」といえるものが、一般的に受け入れられるものなのか、ということが試されているようで、仕上がりの反応にいちいちびくびくしてしまうのです。

そういえば、昔、お友達が自宅に遊びに来たときに、本棚やCDを並べている棚などをまじまじと眺められたりしたときも、やっぱりドキドキしたことを思い出したりして、なんだか笑えてきたのです。
本だなや音楽の棚を見られることは、自分の思想や思考、そして嗜好をさらけ出して奥深くまで覗かれているような気分になって、恥ずかしさが襲ってきます。
自分の好きなものが、実は、万人には受け入れがたいものなのではないかという、一種の自信のなさのようなものが、常に自分の中にあって、それがいまだに形を変えて現れてきているのだろうなと、なんだか可笑しくなったのです。


でもね、そんな心配は杞憂に終わりましたよ。
打ち合わせも順調に進みました。
経験を積んだ人と仕事を一緒にすることは、自分が気が付かないものの見方を教えてもらったり、考え方のヒントをもらったりと、本当にたくさんの学びがあって楽しいです。まあ、それなりに緊張したりもするのですが、それも心地よい疲れとなって次の段階への励みに繋がっています。