農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【経済から切り離した農を実践したい】

ものすごく悩んだのだけれど、とあるオンラインサロンの会員になることにしました。

それは、「未来の暮らし研究所」。

sowers.jp


『命の仕組み』に学び
『自然環境に寄り添う本来の暮らし』から
未来を共に考えてゆく
四井家オンラインサロン

入会に至る背景は、いろいろとありました。
去年出会った「パーマカルチャー」という考えや、「CSA(地域支援型農業)」という考え、そして「半農半X」という選択があるということ。
人々の暮らしそのものが自然の営みの一部であり、人が暮らすことで自然が豊かになるという考えに共感したこと。
先祖代々の土地をまじめに耕し、まじめに農業をしているにもかかわらず、なぜか農業をすることで家計が圧迫される現状を何とかしたいと悩む弱小兼業農家の嫁という立場。
コロナによる価値観の変容。
持続可能な生活ということ。
平和ということ。
・・・・・・・

これから先の自分の暮らしについて考えることが多くあって、私のいろんな思いだとか、人との出会いや仕組みを知ることだとかが重なって、オンラインサロンのページに行きつきました。そういうふうになっているんだろうなと感じさせるタイミングでした。


昨晩、Facebookよりオンラインサロンのライブ配信案内が届き、途中からだったけれど参加することができました。
ライブ配信中の皆さんのコメントや質問、それに答える四井ご夫婦のコメントなどを聞いていると、自然の原理に沿って丁寧に生きるということは、気付かないうちに美しさを生み出しているようにも感じました。

 

既存の大きなシステムに沿って農家の仕事をすることで、「お金」と「忙しさ」に振り回されている日々があり、そこからの脱却と、生活の延長にあるものが「農業」で、その恵みをシェアしながら生活していくことを目指している・・・という私のコメントに対し、四井氏が丁寧に返信をよこしてくれました。(びっくりしたのと、すごくうれしかったのと、なんだか励みになりました)

 


僕はこの業に追われ暮らしができなくなるから農業を辞めて農的暮らしに転換したという話、菌ちゃん農法の吉田さんと話したことあるのですが、やはり農業と農的暮らしは分けたほうがいいと思います。では、農業者はどうしたらいいかというとお金を稼ぐ仕事と暮らしの仕事を分けてメリハリをつけて時間配分を考えて仕事のデザインをするといいと思います。


これってやっぱり、「半農半X」をデザインしていくことなのかな。
これから先の自分の暮らし方について、向かっている方向、向かいたい方向がなんとなくわかってきた気がします。
暮らし方をデザインするという考えを持つようになったことは、これから先の私と家族をきっと明るい方へ導いてくれるだろうなと思っています。

これまでの農作業はもちろん、楽しみながらパーマカルチャー(パーマネント+カルチャー+アグリカルチャー)を取り入れていき、うまくバランスを取りながら「私の半農半X」を見つけたいなと思っています。