農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【兼業農家の嫁の悩み】

ここ数日、すっかり春の陽気で、日中の車の中はクーラーが必要なくらい。
春を通り過ぎて初夏の陽気さえ感じます。
今朝、裏の畑に出てみてビックリ。
一気に進んだ春の陽気のおかげで畑の野菜も一気に花盛りに。
ほんの2,3日時期を逃しただけで、あっという間に成長が進んでしまっていました。

 

だいたい今の時期は、花が咲く前の冬野菜を少しでも多く収穫して冷凍保存しておくのが、恒例の仕事。でも、先日の日曜日、楽しいイベントのお手伝いに出ていたものだから、畑仕事ができなくて・・・。

 

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ぼやけちゃってる写真で分かりにくいけれど、今すぐにでも花開きそうなブロッコリー。時間がない中、あれこれ探りながら、なんとかまだぎゅっと固まったつぼみを急いで取りました。
小松菜なんか、冷凍保存にもってこいの葉野菜で、夏野菜の成長を待つまでのこれからの時期、とても重宝するのだけれど、すっかり菜の花畑になってしまっています。

 

さて、困った。
少しでも食べられそうな葉をむしり取って保存しておくか、このままあきらめるか、悩みどころ。正直、花が咲いてしまった葉野菜は、硬くて苦くて、あまりおいしくないのです。
それでも背に腹は代えられない。
陽も長くなったことだし、今日は仕事から帰ってから畑に出ることにしよう。そして、葉野菜の様子を見ながら少しでも収穫して、保存する作業をしようと思ったのでした。

 

ブロッコリーを摘みながら、田畑の仕事、自然が相手の仕事って、こちらの予定なんてお構いなしに進んでいくんだよなぁってことを実感。
仕事もお茶のお稽古も、人との約束も、自分の楽しみも、欲張っていては体も時間も間に合わない。
だけれども、まちづくりの仕事は大好きだし、やりがいを感じています。普通の事務の仕事や時間や仕事内容に決まりのあるお仕事ではなく、土日も出勤があるし、突発的に忙しくなることもあります。人と人とのつながりを大切にしていると、ここぞというタイミングは絶対に逃したくないと欲張ってしまいます。


お金を稼ぐことと農あるくらしのバランスを見つけること。
やっぱり、四井さんのオンラインサロンの問答に繋がっていくのです。