農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【笹の葉の香り】

あちこちで興味のあることがあってる割に、体は一つなもんだから、頭の中でいろいろ段取りしながら進めております。たくらみごとがあちこと同時進行で動き始め、あれこれ思案したり画策したりしているのだけれど、これがまた面白くて、我ながら楽しみながら日々を過ごしております。


今日は、職場に差し入れが届きました。
車で1時間ちょっとのとこにある「道の駅」で、美味しいと評判だから買ってきたよって、わざわざ届けてくださったのです。
山菜おこわとお赤飯。

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お昼にいただきました。
お赤飯を食べた後に、慌てて写真を撮りました(笑)。

いやいや、感動したのですよ。このおこわとお赤飯に。
味はもちろん美味しかったです。本当に。いくつでも食べれそう。
味以上に感動したのは、作り手のひと手間。
おこわもお赤飯も、笹の葉に包まれているのです。
よくある透明パックにただ詰めているのではなく、わざわざ笹の葉に包んだおこわを3つ、透明パックに詰めているのです。
おこわにもお赤飯にも、ほんのり笹の香りが移り、情緒豊かな気分で、なんとも美味しくいただいたのです。

呼び起される感覚っていうのかな、ほんのちょっとのことなんだけれど、このちょっとのことが私にはすごく嬉しかったし、大事にしたい感覚だということに気付かせてくれた、、、大げさだけれど、そんな感じがしたのです。

おこわの先にいる人のことを想像してみる。
少しでも美味しく食べてもらいたい。
その工夫が自分と相手を幸せにする。

私も見えない相手のことを考えれる人になりたい。
そして、さりげなく幸せや喜びを届けられる人になりたい。

そう思いながら、笹の葉の香りを楽しみました。