農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【春の準備】

今日は久しぶりの出勤でした。

机の上に溜まった回覧や書類を、優先順位をつけて片づけるだけで午前中いっぱいかかりました。ほかに、今日が締め切りの調査回答依頼だとか、出られなかった会議の担当者への連絡だとか、日程変更になった打ち合わせの確認だとか、そういうことを一つ一つ片づけていたら、今日仕上げるつもりだった資料ができなくて、明日出勤して仕上げることになりました。

疲れたけれど、さっぱりした疲れ方で、仕事復帰の初日が「週末」ということも、少し気分をラクにさせてくれています。


夕食は、昨日、畑からとっておいた山東菜を炊きました。
本当はもう少し小さくて柔らかい葉野菜なのだけれど、大きくたくましくなっていて、まるで巻きそこなった白菜のよう。
この葉野菜は、秋の終わりから年が変わるくらいの頃が柔らかくて美味しいので、すっかり旬の季節が過ぎてしまっています。それでも我が家にとっては貴重な食材で、そろそろ冷凍保存の準備をするころかな、などと考えながら下茹でをしました。

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夕食のもう一品にカブも使いました。これも、昨日畑からとっておいたもの。
カブも旬が過ぎ、皮が分厚く硬くなってきています。
その皮を分厚く剝いてスライスし、ニンニクで香りを付けたオリーブオイルで弱火で両面を焼いて、エビとこれまた昨日採っておいた茹でブロッコリーを加えます。味は塩と黒コショウのみ。焼きすぎるとカブが崩れてくるので、火加減が難しいのだけれど、塩だけの味付けが、カブの甘みとエビの旨味を引き立ててくれます。
なかなか美味しくできたのではないかと自画自賛。そしていつものように写真はありません(笑)。
分厚く剝いたカブの皮も、きんぴらにしたりするとなかなか美味しいのだけれど、だんだん繊維ばかりになり、そうやって皮まで料理できるのもやっぱり旬のうちなんだろうなという印象です。


ここのところ、朝の冷え込みが強く、日中もまだまだ肌寒い日が続いていたのだけれど、春の準備は着実に整ってきていることを畑の野菜で知ることができます。
やっぱり自然の循環の中に身を置いて暮らすっていいなぁって改めて思ったりしています。だから、もうちょっといろいろ勉強したいなぁとも、思っています。
ゆっくりじっくり育っていきたいなぁと思いながら、今日を過ごしました。