農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【ジェンダーとかいうと難しいけれど・・・】

友人の相本ゆかりさんが、パネリストとして登壇予定だった
女性活躍推進シンポジウム「私と地域 ともに輝く」。
会場に駆けつけるつもりでいたけれど、
緊急事態宣言の延長決定でYouTubeライブ配信のみに。

 

4人、立っている人の画像のようです

 

とくに、女性だからとか、男性だからとか、あんまり意識したことなくて、
基本、気付いた人が気付いたときに、気付いたことをすればいいって思っています。

ジェンダーって、大学の必須科目だった社会学で少し学んだ程度だけれど、
生物学的な性別ではなく、社会的文化的に作られる性別で、いわゆる「役割」って考えるといいのかな。
ジェンダーの公平性が高いと、当然、LGBTなんかに対する理解も高そう。
だって、「男だから」とか、「女だから」とかいうフィルターはなくて、ただ一人の「人」としての存在が認められるのだから。

いずれにしても、ジェンダーについて考えるのって、ムズカシイ。
私は、そう思っている。
女性が活躍できる社会になってほしいなと思いながら、もちろん、男性も活躍できて、生物学的な性に違和感のある人たちも、そういうことを気にせずに活躍できる社会が理想。
だから、森さんのニュースを見て、義父が笑いながら、
「森さんも正直すぎた」
と言ったことは、私は笑って受け止めることはできませんでした。
むしろ、衝撃。
国家公務員として社会福祉の現場で定年まで勤めあげ、最終肩書が「課長」であった人が、退職して10年以上経つとはいえ、「正直すぎた」というのは、どうなんだろう。

これまで男性が見落としてきたことを拾い上げて問題提起しているのだから時間がかかるのは当然で、忖度されたような、架空のシナリオがあるような無味乾燥な会議に一石を投じているからこそ、時間がかかるのは当然なことで、こんなふうに、私が思う女性の進出は、男性がつくりあげてきたものに手を加えていくことだから、時間がかかって当然だと思っているのです。まあ、これまで作り上げてきたものをいろいろ言われる側はやっぱり面白くないだろうから、今回の森さんみたいな発言が飛び出してくるのかな。

普段は書かないちょっと政治がらみのブログになりました。
私は難しいことは考えきれないけれど、
男だろうが、女だろうが、どちらでもよくて、
若かろうが年配だろうが、どちらでもよくて、
立場が上だろうが下だろうが、どちらでもよくて、
自分の身近な人たちが笑顔でいられる、そんな毎日が続くために、
楽しい地域づくりができたらいいなあと、思っているのです。