農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【避難所の閉鎖と片づけ作業】

昨晩は、避難所対応のためセンター泊の予定だったけれど、本庁より職員の応援があったので、22時に帰宅することができた。
最後の避難者受け入れが19時で、それ以降の受付がなかったこと、雨は降っていたけれど、風は落ち着いていて、移動の際に危険がないと判断されたので帰宅できた。

お風呂に入ってさっぱりして、自分のお布団で眠れる幸せをかみしめながら横になる。

今朝は、雨は降っていたけれど、台風はどうした?というくらい風がない。
朝6時の時点で台風の中心は大分県由布市だとか。
この調子だと、おそらく、明るくなると同時に避難に来ていた人が家に帰り始めているはず。
退所手続きだとか、避難所撤去だとかで、人手がいることになる。
そのため、早めに出勤。

案の定、センターに到着したころには、すでに半分の世帯が退所を済ませている。
8時半より対策本部の会議があり、その結果、9時にレベル3「高齢者等避難」が解除される。
これに伴い、センターの避難所も閉鎖、撤去へと動き出す。

世帯ごとのプライバシーを保護するために各部屋に設置したパーテーションをたたみ、簡易ベッドを片づけ、毛布やエアーマットの回収、倉庫への収納、各部屋の掃除、ゴミ収集など、手分けして行う。

避難所設営は、短時間で手軽に開設できるよう工夫されているけれど、片づけは時間がかかるし、結構重労働。
タオルを首に巻いて、いざ出陣!
簡単に広がるパーテーションも、ちょっとしたコツがわかっていないと畳めない。
エアーマットの空気を抜いてコンパクトに畳むのも汗だくになる。
簡易ベッドも、消毒してアチコチ折りたたみながら、収納バックに入れる。
すべての備品を2階の倉庫に運び入れる。
次の避難所設営で、すぐに取り出せるよう、順番に収納する。

それから、センター周辺の見廻り、駐車場案内用コーンの設置、機械室へ避難させたひまわりを元に戻したりと、準備に費やしたこと作業を今度は撒き戻すかのように動いてきた。

雨は降ったり止んだり。
風は時々強く吹く程度。
河川の増水も、水防団待機水位にも満たず、何事もなく過ぎて良かった。


明日は、稲が倒れていないことを祈りながら田んぼのパトロールに行く。


雨が降り続けているところもあるだろうし、これから大雨の心配をしながら過ごさなければならない地域もあるだろう。
どうぞお気をつけてお過ごしください。

 

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