農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【下半期の運勢】

下半期の運勢を、いろんなところで目にしている。
わざわざ取りに行っている情報もあるけれど、そうでない情報もある。
いろんなことを教えてくれるのはありがたいのだけれど、誰が何を言っているのかちょっと混乱するくらい情報量が多すぎる。
いちいち付き合うから混乱するのだ。
でも、面白いからついつい見ちゃう。

適度に距離を置いて、クールな頭で整理してみる。
共通して私に訴えかけてくるメッセージをまとめると、次のようになる。

・運気が移り変わる分岐点となる時期。
・ゆっくりと自分と向き合う時間を大切に。
・「終わり」の価値を知る。

「こうあらねば」「こうすべき」といった思い込みやこだわりを手放すことで、変容を遂げていく。
その過程で、悲しい別れを経験するかもしれないが、それも必然で、必要な出会いが必要なタイミングで訪れるようになっている。
どんな未来を望んでいるのか、好きなことや大事なことなど、自分と向き合う時間が未来を創っていく。


自分がやりたいことをやっていったらいいよーっていうメッセージなのかなと思っている。
これまでやりたいことをやれない、あるいはやらない理由をあれこれ挙げていたけれど、それは自分で作ってしまっていた思い込みやこだわりなんだということは、なんとなく感じている。
環境がそうさせていたということは大いにあるだろう。
子どもたちが成長して、周囲からもとめられる「母親」という負担が軽減した分、大きくて分厚いと思っていた壁が、跨ぐことができる壁に変わったということもある。
「嫁」「農家の嫁」「本家の嫁」という狭い枠に苦しめられていたけれど、嫁いで20年が過ぎ、一緒に住んでいる人も変わり、それぞれが年齢を重ね、担う役割も変わってきている。
背負っていた荷物がいつの間にか軽くなったために、身軽になって動けるようになったということもある。
壁が変わることや自分が変わることで行動できた、そんな体験を、今年になっていくつか重ねるうちに、やりたいことに前向きになれている気はしている。

そして、今年で米作りを終わらせることも、自分と向き合う時間と「終わり」の価値を知ることに繋がっていると感じている。
まさに分岐点に立っている感をありありと持っている。

とりあえず、あれこれと悩みながら、自分のやりたいこと、望んでいることを整理しよう。そしてこれまでここで踏ん張ってきた私が解放されるような未来をえがけたら幸せだ。

自由気ままな半ノラ「なかちゃん」