農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【未来の準備】

東北の震災による津波被害で犠牲になった、石巻市の大川小学校の子どもたちの母親が育てたひまわりの種が全国のあちこちに広がっている。
この種が穂波にもやってきて、ひまわりのまちプロジェクトとして、ひまわりを育て、防災について、命について学ぶきっかけにしようと今年度から取り組んでいる。

プロジェクトの案内ポスター

 

ハッピー&スマイルリレーのきっかけとなった本




事業説明会のあと、ポットに種を蒔いた。
発芽率がよくなくて、何度か種を蒔きなおす。
そうして30本ほどが立派に成長したので、今日、雨の合間を縫って、センター駐車場入り口の花壇に植えてきた。(写真撮り忘れ)

花壇を埋めるほどのひまわりを育てたいので、今回の雨が上がったら、余っている種をもう一度ポットに種を蒔いてみようと思っている。

今年育てたひまわりからタネを取って、来年はもっとたくさんの場所でたくさんのひまわりを育てられたらと思っている。
イメージした未来に近づいていけるよう、行動あるのみ。

イメージした未来といえば・・・
今年の下半期が始まった。
米作りを辞めることになり、自分のなかでなかなか整理がつかなかった。
機械を手放したり、農業委員会とのやりとりがあったり、時間が進むにつれ、私の気持ちもだんだんと辞めることを受け入れつつあるようだ。
もう作らないという方向で進んでいるのだから、「後悔するのでは」とか「辞めない方がいいのでは」とか、そんなことを思うのはそろそろ終わりにしようという気持ちになってきた。私自身が一番変化を恐れていたのだということに、なんとなく気が付きつつある。

新しい段階に進む。
これまで、当たり前だと思っていたことから一歩離れ、こだわりや思い込みに気付いてそれらを手放すことができた時、望む未来に近づいていくことができる。

本当に自分がやりたいこと、自分自身がどうありたいのか、そういうことをじっくりと見つめていく、しばらくはそういうことに時間を使いたいと思っている。