農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【かわいいこどもたちのこと】

昨日は、次男高校の入学式だった。

長男が中高あわせて6年間通った学校に、今度は次男が3年間通う。
学ラン姿は長男より次男の方が様になっている気がする。

義母と一緒に

入学式に合わせてせっかく黒いスニーカーを買ったというのに、中学から履いている白のぼろぼろスニーカーで入学式に行った次男。
本人曰く、周りの人がどんな靴を履いているか様子を見てから、黒を履いていこうと思う・・・だそう。なんじゃそりゃ。



そして今日から早速お弁当。
長男のお弁当作りがなくなってからは、だんなさんと自分の分だけだったので、わりと気楽に気ままにお弁当作りをしてきた。
お弁当のおかずになるようなものがないときはムリして作らなかったし、早起きからも遠ざかっていた。
子どものお弁当作りとなると、なぜか「気楽に気ままに」とはならない。
そういうわけで、今日からは少し気を引き締めてお弁当を作っていこうという気分になって、今までよりも少し早起きをして取りかかった。

高校生活記念すべき一回目のお弁当は、、、
もちろん、唐揚げ(笑)。
長男に比べて食に貪欲な次男のために、ちょっとこだわって作ったお弁当。
写真を撮り忘れたりすることも、お約束(笑)。
美味しく食べてくれただろうか。

長男は、お弁当箱にとくにこだわりはなく、なんの飾り気もないとあるメーカーの保存容器に、ご飯とおかずそれぞれを詰めて持たせていた。
でも、次男は、それはイヤらしい。
スニーカーを買いに行ったついでに、お弁当も見てみる。
気に入ったお弁当箱は、明らかに次男にしては小さい気がするのだけれど。
あれで足りたのだろうか。
今日は、そんな心配もしている。

 


そういえば、長男がLINEで、食事の写真を送ってくれる。
たぶん、「こんなの作ったよー」とか、「ちゃんと作って食べてるよー」とか、「心配せんでもいいよー」というのを伝えたいのだろう。
いつまで続くかは分からないけれど、せっかくなので、「○○つくれぽ」という題をつけて、アルバムを作り、そこに追加している。

こんなふうに編集して送ってくれる


この日の昼は、前日の残り物に豆腐を付けている。
そして、夜は唐揚げに挑戦したらしい。
「思ったよりも時間がかかった」といいながら、酢の物を作り、右下の焼きそばのように見えるおかずは、糸こんにゃくを甘辛く炊いたものらしい。

大学が決まってから、ちょこちょこと夕食作りの手伝いをするようになり、一か月かそこらの母親の食事作りの風景を、見よう見まねでここまで再現できるもんなんだなって感心した。
作りたいメニューは尋ねてきていたし、そばで見ているだけでも十分力になるということがよくわかった。
なにより、本人が「その気になる」ことが大事であり、短期間ではあったけれど、彼の「その気」が底力として蓄えられたのだろうなと思っている。

 


今朝の次男、部活に顔を出してから帰宅するそうで、遅くなりそうだと言って家を出た。
彼の吹奏楽に対する想いもきっと、静かに蓄えられて、これから先、彼を支えるエネルギーとなってくれることだろう。

 

子どもたちが親の手を離れていくにつれ、これまで手をかけたこと、心を配ったこと、意識してきたことが、「愛する」ということとなって、静かにわたしを包んでくれている。
こんなに穏やかな気持ちでいることを、ずっとずっと昔の私に教えてあげることができたらいいのにね。