農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【奮闘する】

元気にしております。
忙しすぎて余裕ないけれど(笑)。

日曜日に、ちょっと大きなイベントが終わったので、一安心しているところ。
このイベントの前日に行われたリハーサルでは、3つのサークルへの連絡がうまく行っていなかったようで、リハーサル時間が重なるというハプニングに見舞われた。

事務局側が設定していたスケジュールを勝手に変えて、それをちゃんと私に連絡したと主張する。
変更になったスケジュールを把握しているサークルとそうではないサークルと、事務局の私。
すみません、わたし、そんな連絡聞いてないんですけど―――。

それぞれが口泡飛ばして己の正しさを主張する。
そして、事務局にそれぞれの主張の正しさについて同意を求めて詰め寄る。
相手の話を最後まで聴かずに、自分の主張をかぶせてくる。その繰り返し。
70後半のいい年こいたおっさんたちが、文句を言い合うばかりで、妥協案も解決策も見出そうとしない。
だいたい穏便な私も、さすがにうんざり。

で、大声出して仕切る。
はい、そこまで!!
誰がいつ、誰になんて言ったかは問題ではない。
これからどう時間を使っていくかを考えていく方が大事。
リハーサルの時間は限られているのだから、有効に使わなくてはもったいないでしょ!!

時間配分と順番を提案。
事務局が悪者になって構わない。問題解決のために半ば強引に進めていく。
サークルのメンバーを見ていると、納得する人、不満たらたらな人、せっかく流れ出した時間をかき乱す発言をする人、私に同情してくれる人と、様々。
それでも、流れが変わり、渋々ながらも提案通りに動き、どうにか乗り切ることができた。

リハーサルを終えて帰宅するサークルメンバーさんに、個別に声掛けしてフォローを入れる。
ちゃんと話を聞いて、ごめんなさいねと謝り、ありがとうとお礼を言って、各々の気持ちをできるだけフラットに戻しておく。
いや、ホントは、私に謝って、私にお礼を言ってもらいたいところなんですけどねって心の中でつっこみながら。

すべて終わって、誰もいない事務所に戻ってやっと一息つく。
意識しなくてもいいのに、イベント大成功!の理想だとか、肩に乗っかってる「責任」だとかを勝手に感じてしまって、「これは私には重すぎるだろっ」
なんて思ったりしたもんだから、急にぶわっと心細さが押し寄せた。

「これでよかったのだろうか」だとか「明日は大丈夫だろうか」だとかいう不安な気持ちが、これから先のイベント開催への不安となって押し寄せてくる。
明日が大丈夫な日になるように、不安に飲み込まれないように、問題の整理をする。
明日までにしなければならないこと
明日の朝、しなければならないこと
そして今できることを片づけて、問題が軽くなると同時に、気持ちも少し落ち着いた。

どんなに周到に準備を進めていても、丁寧に、優しく、分かりやすく伝えたつもりでも、これだもんな。
コミュニケーションなんて、残念だけど、受け取り側次第で決まってしまうんだよな。

サークルの担当になって1年目。
前任者の事績もろくに残っていない、申し送りもない、そんな状況の中、本当によくやっていると思う。
もしかして、わたし、天才か!っていうくらい、自分を褒めてあげなきゃね。
だって、日曜日のイベントは、大盛況、大成功だったのだから。