農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【「チーム」でまちづくりをしたい!】

雨が続いてる。
昨日は季節外れもいいとこの暖かい雨だったけれど、今日は強い風と冷たい雨。
あまりの気温の高さに、裏の畑のブロッコリーが一気に蕾を膨らませて黄色になった。



今日12月16日(土)は、福岡県男女共同参画センター「あすばる」主催事業の「地域のリーダーを目指す女性応援研修」4日目の講義。春日市のクローバープラザへ。

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今日のテーマは「地域協働のための組織つくり」。
まさに私のためのテーマだと、がっつり前のめりで講義を受けてきた。 
講師は、NPO法人日本ファシリテーション協会 フェロー 加留部貴行さん。
とにかく一言も漏らしたくない一心で、メモを取る。

汚い字!!だけど、私のためだけのメモだからいいのww

加留部さんの講義を聴いて、私が目指しているまちづくりというものが、なんとなくわかってきた。それは、「グループ」でまちづくりをするのではなく、「チーム」でまちづくりをしていきたいんだということ。


グループというものは、共通の性質によって分類された集団のこと。
分かりやすく私の取り組みを例えて言えば、「まちづくり協議会」という名のもとに集められた人々のこと。とりあえず組織を作るにあたり、自治会長や民生委員、PTA、学校長など、地域に関係する人が集められ、地域をもりあげるためによろしくって言われた人たちのこと。
一方「チーム」というものは、共通の目的のために協力する集団のこと。
この夏結成したまち協若者実行委員会「Academy’s」は、まさにチームといえる。
「地域の子どもたちのために」、そして「穂波を盛り上げるために」という共通の目的がある。

既存の組織では、まちづくりは行えないということがなんとなくわかってきて、じゃあ、声をかけて集まった人たちでやってみようと動き出したのが「Academy’s」なのだけれど、この集団をつくったことが、私にとって明確な答えとなっている。
そう、私は「チーム」でまちづくりをしたいのだ。


ここ数週間、「所属するグループを脱したい」という思いが膨らんでいたのだけれど、集団内でただ年齢が上だということや所属年数が長いということ、肩書があるという理由だけで、そういう人から私自身や私の行動を「管理」されることにほとほと嫌気がさしていて、それがまさに「グループ」に所属しているという嫌悪感だったのだなと、今日やっとわかった。

「地域を盛り上げる」ことは、地域が求めていることを把握してそれをしていくことであって、決してこちらがやりたいことを地域のためにと言いながらやってあげることではない。
そこがわかっていないから、誰のために何のためにやっているのか分からなくなってくる。
「地域を盛り上げる」ことが目的ならば、そのために、私は、やりたいことをやるし、やりたくないことはやらない。
そして、言われなくても必要とあればするし、必要なければ、言われてもしない。
誰かの行動が「地域を盛り上げる」ことであるならば、喜んで動くけれど、その背景や現状が共有できるものでなければ、共有できるまで働きかけたいと思う。そうできるのが「チーム」なんだと思う。


この「地域のリーダーを目指す女性の応援研修」も、残り2回となった。
これから、目指すべき「チーム」の姿をえがき、どう行動していくのか、それをまとめていくことが主な課題となってくる。
最終日には、研修生全員が、自分自身の課題と地域の課題を見つめ、地域の在りたい姿、目標、課題解決のためのアクションをまとめてプレゼンテーションする。
漠然とした思いを言語化し、問題をクリアにする作業を繰り返している。
まちづくりに対する意識を高め、そのためのツールについて、そして、「わたし」は何ができるのか、考え続けている。