農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【年末調整の書類を仕上げながら 子どもたちのことを思う】

10月末に、年末調整に関する書類の配付案内と提出期限の案内が、職場の庁内掲示板にあがった。
締切が今日10日なのに、本庁から書類が届いたのが昨日だった。
昨晩、しかたなく書類を記入する。

難しくて面倒なこの書類記入が大嫌い。
毎年毎年、「去年、どんなふうに書いてたっけ?」って悩むので、数年前から、出来上がった書類をコピーして残すようにしていた。
今年も去年の書類を引っ張り出して、見比べながら記入する。
微妙に金額が変わっているところもあったけれど、机を書類で散らかしながら、なんとか仕上げることができた。

だんなさんの職場は、デジタル申請になったらしい。
先日、パソコンに向かって悩みながら、ぶつぶつ言いながら入力していた。
こういうことこそ、行政がいち早く取り組んでほしいよね。
そもそも、マイナンバーとか、こんな作業の簡素化のための事業じゃないのかしら?などと思いながら、電卓で計算し、ボールペンで用紙に書き込むという、アナログな作業を終わらせた。


長男の学資保険が満期を迎え、来年の控除金額は変わりそう。
毎年年払いで引かれ続けて18年。
先日、満期の手続きを終え、銀行にまとまった金額が振り込まれた。
ドキドキするけれど、同時ににやにやしている。
まあ、すぐになくなっちゃうんだろうけれど。

今はまだ、春からの新しい生活リズムの予定はまっさらだけど、あと3、4か月すれば、彼らの新生活の見通しが立つ。
長男は志望校合格に向けて勉強、勉強、勉強。
希望通りに合格すれば、春からは家をでる。
次男はまだまだ悩み中。
推薦をもらっての進学を考えているみたい。
近くの県立の進学校に行くのか、少し離れた私立の高校に行くのか。
吹奏楽は続けたいみたい。
県立の高校に進学した場合、家から近いけれど、部活と勉強と両立できるのかが悩み。
私立の高校に進学した場合、吹奏楽中心の学校生活になる。東京遠征や海外遠征もあるらしい。あちこちの地域イベントにも呼ばれている。
長男と違って、あまり勉強が好きではない次男。
のんびりぼんやりするのが大好きなのは、わたしにそっくり。
進路なんて、悩んで当然だと思う。
高校卒業後のことも考えながら、やりたいこと、自分自身のことについて、思いっきり悩んだらいい。
しっかり悩んで自分で選ぶことが大事なんだと思っている。
どこに決まったとしても、親としてはできる範囲で、でも全力で応援するだけだ。
そりゃ、金銭的不安もあるけれど、それでも楽しみの方が大きい。
子育てに関して、やっと、そんなふうに思えるようになった。
子どもたちがそれなりに育ってくれているから、そんなふうに思えるようになったのだろうな。
うん、きっとそうだろうな。
くんぴー(長男)、まぁしゃん(次男)、ありがとね。