農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【干支の人形 絵付け体験】

所属している裏千家淡交会青年部主催の、干支の置物の絵付け体験に参加してきた。
指導してくださったのは、博多人形伝統工芸士の緒方恵子さん。
この方、学校の先生をされていたのだけれど、どうしてもものづくりの世界に入りたくて、いろいろと調べた結果、運よく博多人形体験講座一期生として、現役職人から直接学ぶことができ、その後、弟子入りし、キャリアを積んでこられたそうです。
現在は独立して、数々の作品を発表すると同時に、地元飯塚で創作活動をされています。
飯塚の山笠人形も手掛けているそうです。

hakatacraft.com

 

今回は、好きな干支を選んで絵付けを体験する企画。
来年の干支「辰」にするか、自分の干支「卯」にするか、ものすごく悩む。
「辰」にすると、12年に1回しか飾れないけれど、「卯」なら、自分の干支だからいつでも飾られるかなと思い、「卯」を選ぶ。

素焼きのうさぎちゃん これに色をつけていく


配られた色は、白・黒・赤・青・黄の5色。
自分で配合して好きな色を作る。
これがちょっと難しい。

筆で色を塗っていくのだけれど、水分が少ないと塗りにくい。
水分が多いとムラが出てしまう。
同じ色を3回くらい塗り重ねると、ムラもほとんど分からなくなる。
でも、ちゃんと乾いてから塗り重ねないと、これまたムラになる。
やっぱり難しい。

で、頑張って色を作って塗り重ねた作品がこちら!!

じゃじゃーん!!

またまた、じゃじゃーーん!


細かいところを塗るのに、老眼が邪魔をする(笑)。
眼鏡外して、真剣に。
震える手を止めるのに、息まで止めて、かつてないほど真剣に。
細かいところは、綿棒を使ったり、爪楊枝を使ったり。


梅のめしべのところなんかは、もっと大胆に描きたかったのだけれど。


他の方の作品を見てみると、自分で別の場所に梅の花を描き足していたり、サインや日付を入れていたり。
色使いも固定観念にとらわれず、自由で大胆でいいなって思わせる作品ばかり。
私の場合、良くも悪くも、型にはまって抜け出せないんだよな。
こういうところにも、しっかりちゃっかり現れてくるんだな。

でもやっぱり自画自賛、かわいこちゃんができたと思う。
楽しかったから、センターの講座でも取り入れたいってたくらんでいる(笑)。