農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【八風吹不動 天辺月】

今日は、淡交会筑豊支部青年部の交流会でした。
お茶を初めて6年目になりましたが、青年部への入会は、今年から。
青年部は50歳までですので、残り僅かですが、今日、「初めまして」で参加してきました。


洗える着物にかに座の名古屋帯
ちょっと背中がよれよれになっちゃってます。そこはご愛嬌で、、、。
お太鼓のカニさんが、もっと上に来るように着付ければよかった。
私は背が低いから、カニさんが上に来ることで見ている人の視線があがるし、なにより空間配置的にも、そっちの方がかっこいい。
次に着付ける時は、もうすこし後ろ姿を気をつけなくちゃね。


今日は、飯塚のお隣、直方市にある「一草庵」というところにお邪魔してきました。
お寺の甘未茶房で、ランチに「お粥御膳」をいただいてきました。
12種類のお粥の中から一つ選び、土鍋で炊いたお粥をあつあつで出してくれる。
小鉢や副菜など、精進料理をいただけます。


※写真は「一草庵」ホームページより

 


ランチの後は、青年部の役員の皆さんが点ててくださったお茶で一服。
「初めまして」だったけれど、みなさんあたたかく迎えてくださり、会話も弾み、しあわせなひと時でした。

その後、同じ社中の先輩に声をかけていただき、すぐ近くの小さな美術館へ。

 

陶器に紋様を彫って色を付ける「刻染付(ほりそめつけ)」という独自の技法で量産はせず、一つ一つこだわりを持って手作りされているそうです。
作品が醸し出す素朴さと美しさは、作り手の人柄そのものなのだろうなと感じました。

大型連休が明けてから、なにかと忙しく、さらに心乱れることが続く日々でしたが、今日はよい気分転換となりました。




いろいろあるけれど、自分の心はできるだけ美しく、そして凪だ気持ちで居たいものです。
一草庵の看板「八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず)」が、ドンピシャ語りかけてきて、今日は、来るべくして来たのだろうなと感じたのでした。