8月最後の日。
お仕事は1日お休みにしていて、午前中はお茶のお稽古だった。
真夏の着物は、今日で着納め。
明日から9月で、明日からも今日と変わらない暑さが続くのだけれど、次のお稽古に着ていく着物は、「紗」ではないことは、確かかな。
午後から雨の予報だったのだけれど、降りそうになかったので、このままの格好で、思い切って太宰府へ。
お目当ては、こちら。
その前に、天神様にごあいさつ。
太宰府天満宮のご本殿、ただいま124年ぶりの大改修中。
仮殿は、「浮かぶ森」をイメージしているそう。
仮殿の後ろが従来の本殿。
茶色い大きな屋根が見える。
その手前にある小さな緑が、道真公を慕って一夜のうちに京から飛んできたという「飛梅」。
太宰府天満宮にお参りした時は必ず、その奥にある天開稲荷神社にもお参りする。
滝のような汗を流しながら、階段をあがる。
雨が降っていたら来なかったかもしれない。
ご縁をいただいてお参りさせていただいたことに感謝申し上げて、ご挨拶。
ふたたび下ってきて、太宰府天満宮本殿向かって右側の裏にある夫婦楠を見上げ、次に左側にある樹齢1,500年以上の大樟の下に立つ。
この樹は、道真公の時代からずっと、人々の営みを見守っている。
※画像は、太宰府天満宮ホームページより
この大樟の下に立つと、いつも、風が吹き渡っていて、気持ちがいい。
今日も心地よい風が吹いていて、体感温度もぐっと下がる。
それから、韓国語やら中国語やらが飛び交う参道を下って、ランチにありつく。
参道から路地に入った先にある、お気に入りのお店、「山菜日和 お茶々」。
おむすびセット
梅サイダーと豆乳の葛もち。
お庭を眺めながら、ゆっくり過ごして、またまた参道を上って、やっと九州国立博物館へ。
じっくりじっくり、近づいたり、離れてみたり、いろんな角度から、ただ眺める。
中国や韓国の陶磁が日本に渡り、焼き物の世界に多大な影響を与えたこと、そして、大陸の文化と日本の焼き物文化を融合させながら、現代まで受け継いできているということが実感できる展示だった。
それから、峠を越えて、飯塚へ。
今日は駆け足の一日。
それでも、思い立って行って良かった。
途中、土砂降りの雨が降ったのだけれど、建物の中だったし、歩いているときや、運転しているときはまったく雨に降られなかった。
絶対、天神様とお稲荷様のおかげだったって思っている。
8月最後の日。
充実した休日を過ごせたことに、感謝!