農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【今年もバレイショのタネ植え!】

昨日は海だったけれど、今日は、私のフィールド、「はたけ」に出没です。

昨日に引き続き、陽射しが暖かくて春の訪れを感じさせるような一日でした。
明日が雨なので、畑仕事には絶好の日です。
本日は、「春じゃがのタネ植え」です。

f:id:mosgreen3111:20220212222411j:plain

 

f:id:mosgreen3111:20220212222437j:plain


ちょうど1年前も、同じ作業をしています。

 

mosgreen3111.hatenablog.com

 

やり方は毎年同じ。
植えるバレイショの種類も同じです。
今年も、「男爵」「キタアカリ」「デストロイヤー」「レッドムーン」の4種類を植えるのですが、「デストロイヤー」と「レッドムーン」の種芋は、去年採れたものからタネを選び、植えることにしました。


これから先、農業を続けていくことはもちろんなんだけれど、育てた野菜の「タネ」を残していくことを意識していくことが、すごく重要な気がしています。
お米や野菜が作れても、その「タネ」を自分で手に入れることができなければ、結局は農協から仕入れたり、いわゆる「資本主義」の流れに乗っからないと農家としてやっていけない存在になってしまう気がしているのです。
世の中の仕組みから、無理なく、少しずつ「オフグリット」できることが夢なんだけれど、それは時間がかかることだろうし、あれこれと試行錯誤しながらなんだろうし、でも、そういうことを楽しみながらできるようになったらいいなと、憧れています。


f:id:mosgreen3111:20220212223816j:plain

 

バレイショの後は、豆の草取りをしたり、玉ねぎの草取りをしたり、裏の畑へ移動して、ブロッコリーの脇芽を刈り取ったりしました。
外の空気が暖かいと、なんでもやれそうな気になっちゃいます(笑)。


 

f:id:mosgreen3111:20220212224223j:plain


毎年同じ時期に同じようなことをしているけれど、お野菜の出来は毎年異なります。
今年は大根の「なり」がよく、今日も大根を炊きました。
赤大根の酢漬けと、太刀魚の塩焼きにも、大根が登場。
カタチも味も変幻自在な大根は、食卓の強い味方といえそうです。