6年前の写真だそう。
年に1度、雪が積もるか積もらないかというような地域に住んでいるもんだから、ちょっとの雪で大はしゃぎです。
ととろのかまくらなんだけれど、おひげに使っているのは、鹿の角(笑)。
最近は罠にシカがかかっていても、こんなに立派なツノのあるシカには出会ってないな。そんなとこにも注目しちゃう、そんな6年前の今日。
そして、今年の寒さは例年よりも厳しいけれど、積雪はない福岡の冬です。
ちょうどこのころの長男は、あやとりに夢中でした。
あやとりの本を見ながら、指使いをマスターしていき、次から次へと形を作り出していました。そのうち、本を見ずに、あれこれと披露してくれて、あやとりを使った手品で楽しませてくれたりしていました。
こういうことを思い出したのは、私の机に小さく丸めていた毛糸を見つけた長男が、おもむろにあやとりを始めたから。
「ちょっと毛糸が短いけど、やってみたくなった」
ということで、毛糸をわっかに結び、手にかけて、
「覚えてるかなぁ。たしか、こうやって、こうやって・・・」
と、途中で手を止めながら、選ぶ糸を迷いながら、それでも最後はリズミカルに指を動かし、
「やった!できた!!」
と満面の笑み。
とっかかりを思い出しさえすれば、あとは次から次へと指が動きます。
すごいなぁ。まだまだ16歳なんだけれど、昔取った杵柄みたい(笑)
子どもたちの未来を憂うことはたくさんあるけれど、同じくらい明るい未来も待っているはず。
長男の無邪気な笑顔に、少しでも明るく生きやすい未来であるようにと強く願った母でした。