農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【Good bye Oyashirazu】

ずっと前に、歯医者さんに言ったお話。

 

mosgreen3111.hatenablog.com

 

あれから、デンタルケアなるものをしてもらっているのですが、

まあ、要は、クリーニングね。

歯垢をとってもらって、きれいにみがいてもらったり。

 

右の上の奥に親知らずが生えています。

まっすぐに。

レントゲンでは、残りの3本は、存在はあるけれど、

もう生えてこないことが確実らしい。

この、まっすぐに生えている親知らず、

痛みもないし、まっすぐ生えてきてくれてるし、

何の問題もないと思っていたのだけれど、

この歯のおかげで、

本来の一番奥の歯が磨きづらくなっており、

将来的に良くない状況であるとの説明を受けました。

 

歯医者さん的には、「抜きたい」らしい。

生えてても今は問題ないけれど、

将来的には、親知らずの歯、もしくは

その隣の歯に多大なる影響を与える可能性がある。

そして、隣の歯に多大なる影響が起きた場合、

そのまた隣、そのまた隣、最終的には、お口の中全体に影響が出るとのこと。

まっすぐ生えているので、すぐに抜けます、

ほとんど痛みも出ないと思います、

って歯医者さんが自信をもって抜くことを勧めなさる。

 

かみ合わせる相手もいないのに、まっすぐ生えた親知らず。

知らず知らずに生えてた親知らず。

抜いても何の問題もなく、むしろ抜いたほうがいいという親知らず。

 

一か月ほど考えましたが、勇気を出して、抜いてきました。

舌でね、親知らずがあったところを触るとね、穴が開いているんだよ。

びっくり。だけど、なんだかおもしろがっている自分がいます。

 

作業が終わって、椅子を起こしてもらった時、

抜かれてしまった私の親知らずが、コロンと横たわっているのが見えました。

存在を感じていたんだけれど、でも、実態を見たことがなくて、

たった今初めて対面した…というような感覚と、

親知らずは、私の口の中で、いったいどんな役割を果たしていたのだろうかという、

何とも不思議な疑問が生じてきて、

転がった親知らずが、私の目には何とももの悲しく映ったのでした。

 

歯医者さんが言ってた通り、

すぐに抜けたし、(そもそも歯を抜いたことがないので、

「すぐ抜ける」ということがどういうことかよくわからないのだけれど)

今のところ、痛みもないです。

もう麻酔も切れている時間だろうけれど、

出血も収まり、ご飯も食べれたし、ブログも書けたし、眠たくなったし、

このまま無事に今日という一日が終わりそうです。