今日の作業。
稲刈り前の、畦の草刈。
この田んぼは、立派に育っています。
もう、稲刈りしてもいいくらい。
お米作りには、「中干し」という期間があります。
だいたい梅雨明けと同時くらいに、
田んぼの水を抜いて、土を乾かす時期のこと。
土の表面がひび割れるくらい乾燥させることが目安。
この「中干し」をしていると、根が張り、しっかりとしたイネに育ちます。
でも、今年は、梅雨が明けるのが遅くて、
十分な中干し期間が取れませんでした。
そんな中の先日の台風10号。
稲が倒れなかったのが奇跡。
倒れ掛かっている田んぼもあるけれど、
それでもこんなに立派に実ったことが奇跡。
こうべを垂れる稲穂をみて、嬉しくなりました。
田んぼを吹き抜けてくる風も、すっかり秋の風。
心地よい秋風に稲穂が揺れて、
稲の葉が重なり合う音に
無事に実りを迎えた安心感を覚えた一日でした。