農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【8月7日のつぶやき】

毎日熱中症警戒アラートが出されている。
暑い中でも、昨日の夕方と今朝は、暑さが少しだけ和らいでいるような気がして、「あれっ?」と思ってしまった。
連日体温を越える暑さで、陽が落ちても30℃をわずかに下回る程度。
暑く熱されたアスファルトの熱が冷めないうちに、また朝がやってくる、そんな毎日だったので、昨夕は、仕事を終えていつもの場所に車を停めて降りた時の空気感が、どこか落ち着いているように感じた。
朝から照り付ける太陽と、突き抜けるような真っ青な空を見上げるだけで、汗が滴り落ちてくる中でのお弁当作りの毎日も、今日は、汗だくにならず、なんだか空気が柔らかく感じた。

そうはいっても、日中は、やっぱり暑い。

8月になって、忙しさが加速している。
手帳には、ほぼ毎日色分けされた予定が入っている。
赤は子どもに関すること、青は仕事、緑は自分の予定、黒は家のこと。
予定と予定の合間を狙ったかのように増える予定。
急に入ってくる予定、呼び出し、相談などなど、手帳を見ながら調整し、なんとかやりこなしている。

「やりこなしている」

と思っていたのに、先日、大事な大事な予定に、まち協校区部会の打ち合わせをブッキングさせてしまった。

気付いたときは、相手側(イベント会社)に返信した後。
自分がいなくても、打ち合わせが進む方法をあれこれ考えたけれど、オンラインで行う打ち合わせで、年配者の多い部会の役員さんを納得させるには、どう考えても無理な話だった。
それでもあれこれ考えて、人に相談したりもしたのだけれど、やっぱり自分が出席するしか解決策がないという結論に至った。
諦めて、大事な大事な予定をキャンセルした。

私の「遠くに行きたい」という小さな願い、ささやかな楽しみは潰えてしまった。

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今年のお盆は、親戚が寄ってにぎやかに過ごすいつものお盆とは違って、家族だけで過ごすことになりそう。
私の「本家の嫁」の務めも、今年のお盆に限ってはお役御免となりそうだ。
こうやって、当たり前だった行事が、ふっつりと行われなくなること、そういう場面に立ち会うと、ちょっとノスタルジックな気分になったりする。あんなにイヤだと思っていたくせに。

米作りにしろ、なんにしろ、今年は古いものと新しいものとの狭間で大きく揺れ動く、そんな年なのだろうなと実感している。
当たり前だったことが、そうでなくなる。
それは、もうすでに始まっている。

揺れたその先の新天地が安住の地であることを強く願っている。

 

裏の畑でとれたカボチャとニラ