農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【家族4人 水入らず】

次男、私立高校一般入試日。

昨晩、特に用事はないのに、私たち夫婦の部屋にやってきて、ずいぶん長いことのんびり過ごしてくれた。
途中、長男もやってきて、狭い部屋に4人ぎゅうぎゅうになりながら、おしゃべりに花が咲く。

はじめは試験の話。
5教科あるけど、理科の電流がちょっと心配・・・とか言い出すから、
いますぐ復習して!!
という私の掛け声に、ワークのプリント集を持ってきて見直しをする。
ちょうどその時、長男がやってきて、問題を出したり、要点を確認し合ったりしてくれた。

2人で確認中

ついでに地学の「岩石」の分類なども確認。
問題を出し合ったり、覚えていることを人に説明したりすることで、知識の定着が図れていいよね。長男に感謝。

それから、クラスの話に。
クラスの中で進学先が未定なのは、次男を含めて数人なんだとか。
ほとんどが、私立高校の専願入試、推薦入試、公立高校の特色化選抜のいずれかで合格を決めている。
まだ、試験さえも受けていない次男。
少なからず焦ったり不安になったりする気持ちがあるのではないかと心配したが、本人はそんなことには執着していない様子。

次男は特別塾にも通わなかったし、本人が「必要ない」と頑なだったので、塾通いも通信教育もせず、純粋に学校の授業だけでここまでやってきた。
成績は悪くはない。レベルの高い学校ではないけれど、常に学年の上位にいたし、フクトの学力試験でも、そこそこ。
部屋を覗けば寝てることが多く、いったいいつ勉強しているのかは不明。
部活と勉強とを、彼なりに集中して両立させた3年間だったのだろう。

心配もしたけれど、彼を信じてここまできた。
今日受けた私立はいわゆる滑り止め。
本命の高校受験は来週。
もうひと踏ん張りだね。

それから、高校に入ってからの話に。
部活体験で、ユーフォニウムの先輩が上手だった。
上手な人と演奏する感覚が良かった。九州大会に行きたい!・・・
そんなふうに思っているんだって、意外だった。
飄々とした感じがするし、淡々とした感じもするし、自分の胸の内を明かすことがあまりない次男。
思いを知ることができて良かった。
家族4人、穏やかなひと時。とてもいい時間だった。