こどもの日。
長男が生まれてから毎年揚げていたこいのぼり。
毎年恒例のこの景色を、今年は見ることができなかった。
週末ごとの雨。
雨降りではない週末は、野良仕事や勤務日などが重なって、ポールを組み立てることができず、ついに、のぼり旗もはためかず鯉も空を泳がず、、、。
例年ならば、近所の幼稚園児が、散歩の時間に我が家の玄関先までやってきて鯉を見上げる。
「およげー!」と、無邪気に声をかけたり、集合写真を撮ったりもする。
今年はこいのぼりが揚がらず、子どもたちも先生も淋しがっていたと聞いた。
お向かいの仲良しお姉さんも、何か理由があってこいのぼりが揚がらないのではと心配していたと、今朝久しぶりにお会いした時に話してくれた。
今年はよそでも、こいのぼりをみかけなかった。
車の運転をしていても、こいのぼりには会わなかったし、毎年揚げているお宅でも、今年は見かけなかった。
おそらく、我が家と同じような理由で揚がらなかったのだろうなと想像がつく。
我が家のこいのぼりは、もはや、我が家だけのものではないようだ。
組内みんなが楽しみにしてくれている。
そういえば、我が家の坊ちゃんたちが龍になるまで、揚げ続けるつもりでいるんだった。
だから、来年は、必ず揚げよう。