農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【月曜だけど、こういう日もあるよね】

月曜朝からサークル会の会長に、電話で怒られる。

12月にあったサークル会の代表者会議に、会長さんは出席できなかった。
用事ができたと連絡はくれたのだけれど、会議の後はまったく連絡なし。
私の方も会議の後、連絡はしていなかった。
そして、いつものように議事録を作成し、全サークルの連絡ファイルに挟んでおいた。
もちろん、会長の所属するサークルにも。

ファイルに挟んだのは、議事録のほかに、3月にあるサークルの発表会のために作成してもらいたい資料もあった。
これは、舞台で発表するサークルは、プログラム内容などで、展示をするサークルは、展示に必要なスペースだとか、備品だとか。
でも、議事録も作成してもらいたい資料も、会長のところのサークルは、手つかずのままファイルに挟まれっぱなしだった。

提出期限は18日の木曜日だったのだけれど、会長が所属するサークルは未提出だったので、金曜日に連絡を入れた。
会長には電話がつながらなくて、資料を早く提出してほしかった私は、講師に連絡を入れて、作成を依頼した。
これがいけなかった。

会長の面子をつぶしたと、電話で怒られた。
ちゃんと連絡をしなかった私が悪いのだと。
まあ、確かに会議の後連絡しなかったけど。

振り返ってみれば、回避できるチャンスは何回かあった。
そもそも、会議終了後、会長に連絡を入れておきさえすればよかったのだから。
そして、いつまでも挟まれたままのファイルの存在に気付いた時点で、声をかければよかっただけなのだから。
うまく行かないときって、こういう小さなすれ違いがそのままにされているときだって、去年の4月から、いやというほど実感しているはずなのに。

一方で、会議の内容について確認もしてこない、受け身の会長もどうだよって内心思ったりしたのも、事実。
ずっと挟まれっぱなしの議事録と資料の存在に気付かないのもどうなのか?
あれこれこちらから声をかけてお世話して、テンション高めに、ヨイショしながらじゃないとやっていけないのかと、ちょっとうんざりする。
対等の関係って、なんなんだよ。
なんて、ぶつぶつ。
それでも、半オクターブほど声を高めて、元気よく謝る。
そして、金曜日の会議、よろしくとお願いする。



サークルに関しては、もう一つ懸念材料が。
交流センターのサークル会に所属するサークルさんは、年間通して、センターの研修室を優先的に利用できる。週に一回、2時間以内といった条件はあるけれど。
学びと交流の場を調整して提供するのがセンターの役割。
かわりに、サークルさんは1年間の学びの成果を発表し、生涯学習の輪をひろげ、地域の社会教育の発展に協力する。
なのに、令和3年に開設したとあるサークルさんは、自分たちは発表するような内容のサークルではないから、発表の場には参加しないと。
は?
じゃあ、何を学んでいるの?
なんのために集っているの?
センター無料で使って、1年間何をしていたのだ?
ただの趣味の会かよっ!
ツッコミたい気持ちをぐっとこらえて、笑顔で下手にでる。
学びの様子を写真展示するだけでもいいからと、参加を促すも、
それ、誰がつくるの?
だって。
そういう集まりなら、自主運営サークルとして、実費で好きなだけセンターを使えばいい。

センターの目指す社会教育が、ただのカルチャー講座になってしまっている。
この嘆き、当人たちには伝わらないだろうな。
そして、サークル開設を許可した当時の担当職員の、生涯学習、社会教育に関する認識の甘さを恨んでも仕方がない。

去年の4月から担当し、今日までやってきて、課題山積みに感じるサークル会の運営を、どう導いていくか、今ものすごく悩んでいる。
サークル会の運営がうまく行けば、社会教育を通じたまちづくりというものが上手くいきそうな気がする。
学んだことを社会生活にいかに活かしていくのか、まちづくりに対する意識をどう高めていけるのか、サークル会に期待しているのは、そういう役割なんだけどな。

現実的には、ちょっとムリな話なのかもしれないね。