農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【余らせ過ぎた】

朝晩、めっきり涼しくなった。
涼しいを通り越して、肌寒いくらい。

先週までは、お風呂上りなんかは、「暑い暑いっ」と、部屋の窓を開け放して、タンクトップ1枚で過ごしていたのに、今週になってからは、そろそろ長袖を準備しなくちゃって思わせる気候になった。
急いで、でも、やっと秋がやってきてた。


今度の連休が雨予報から曇り予報になった。
私が「早く新米が食べたい」といったので、ただいまもみすり作業日を調整中。
もち米を収穫して、乾燥して、もみすりは、うるちももちも同じ日に一緒に終わらせようという計画なので、もち米の実り具合が気になるところ。
お天気と、もち米の顔色と、あとはみんなのスケジュールを調整中。

もみすりは、乾燥が終わった米の籾を取り除いて、玄米となったお米を米袋に詰めていく作業。
作業は隣町の田んぼの横に建てている倉庫でするのだけれど、詰めた米袋は、自宅敷地内の倉庫に並べていく。
1年間保存しなくてはならないので、販売用の米袋はお米の冷蔵庫に入れる。
ここから必要量を精米して販売しているのだけれど、令和4年産のお米をたくさん余らせてしまった。



30キロの米袋が21袋。
ざっと10俵も余ってしまった。

去年のもみすりの時、「農協には供出しない。全部販売する!!」っていき込んでいたけれど、まったく売れなかった。
おとなしく10俵供出していたら、ムダにならなかったし、確実に現金収入になっていたのに。

農協の言いなりにならない、農協に頼らない。
そんな農業を目指したいのだけれど、自立するのは難しい。
兼業だと、なおのこと、、、。


こんなに余ったお米はどうするのか。
答えは、、、生産者が食べる。
新米ができたのなら、買ってくれている人にはもちろん、新米を分けている。
古米は、我が家の日々の食卓にあがる。
もみすりをしてみないと分からないけれど、今年は大人しく農協に供出しよう。
古米分を計算して、余らないように。