農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【田植えから1週間 苗の成長を見比べる】

6月10日、田植え。


田植えが終わってすぐは、水を落とします。
理由は、ジャンボタニシに動きを止めるため。
田植えが終わったばかりの稲の苗は、短くて柔らかいです。
田んぼにいるジャンボタニシの食料になります。
ジャンボタニシは、水の中だと自由に動き回りますが、水を抜くと動きが鈍ります。
一週間ほどですが、苗が食べられないよう水を抜いています。


6月16日より水を入れ始めました。
写真は、17日土曜日の午後。


一週間で、しっかり成長しています。
ひょろひょろ苗だったけれど、ちゃんと根を付けてくれたみたいです。

水面に空と景色が映って美しい。

水をなみなみと入れるのは、余計な草が生えるのを防ぐため。

田んぼの畦にモグラが住み着いているので、モグラの穴から水が漏れたり、畦が壊れたり、緩くなったりしています。
踏み固めてまわるけれど、毎年モグラに軍配が上がります。
水の調整はなかなか難しいです。



日中は暑くてかなわないので、夕方から日暮れまでパトロールと作業。
大変だけれど、自然の織りなす一期一会の風景に癒されます。
この風景がごほうびです。